「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

人流抑制 令和の灯火管制程度では 小池百合子知事

2021-04-24 07:39:47 | 2012・1・1

3回目の緊急事態宣言を東京に発令するに先立って小池百合子知事が記者会見で宣言発令中の人流抑制措置の一環とし繫華街のネオンやイルミネーションの明かりを消灯するよう関係団体に協力を申しいれる。きしくも小ブログ(4月20日更新)は戦時中の非常時の灯火管制に触れたばかりであった。

小池知事は記者会見で「現下の危機的な状況の中で、今一度徹底した人流を抑える必要がある。そのためのステイホームを実践する17日間にしたい」と語った。その通りで”令和の灯火管制”もその措置としてなら理解できる。しかし、明かりを消したからと言って人の動きを大幅にとめられない。

人流抑制で僕が今一つ理解できないのは、東京に隣接する神奈川、埼玉、千葉三県が東京と同時に何故緊急事態宣言が発令されなかったのかだ。大阪、兵庫京都の関西圏よりは広域で関係はエッセンシャルだ。「蔓延防止等重点措置」域には指定されているが、東京との人流はより密だ。早晩三県にも宣言が発令されるのではないか。

「令和灯火管制」程度では令和の若者には効き目がない。「夜間外出禁止令」が良いのではないか。1967年僕はジャカルタで体験してるが効き目があった。