「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

東京にも3回目の緊急事態 小池百合子知事の知見

2021-04-22 05:56:50 | 2012・1・1

昨日21日の東京の新規コロナ.ウィウス感染者は843人と1月29日以来800人を超えた。23区市町村別を見ると、葛飾区の60人を筆頭に大田、足立、板橋、練馬、江戸川など住宅区が従来多かった新宿、世田谷に変わって多くなってきている。四国1県当たりの感染者数より多い。

この事態に小池百合子都知事は大型連休を前に3回目の緊急事態宣言を国に対して要請する方針で早ければ明日23日にも発令が決まる。宣言内容は明らかではないが、知事によれば過去の「知見」と「エヴィデンス」に基づくものだという。この言葉から僕は昨年6月の知事の「東京アラート」宣言を想起する。第一回の緊急事態宣言が解除された後で、東京の感染者数は2ケタだったが、知事は東京湾のベイ.ブリッジに赤色点灯する警報(allert)を出した。出すタイミングや名称は適切だったのだろうか。

もう一つ当時僕が気にかかつのは知事の横文字好きだ。今回も拡大防止策として「エッセンシャル.ワーカー”以外は東京へ来るなと発言されていたが、誤解を呼ぶもとだ。「知見」も横文字ではないが庶民があまり日常使用しない。相手に通じなくては意味がない。