「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

「蔓延防止措置」は首都圏3県には必要ないのか

2021-04-09 11:32:18 | 2012・1・1
政府は東京都、京都府、沖縄県からの要請に基づき「蔓延防止等措置」を東京は5月11日まで、京都、沖縄は5日まで適用することに決定する。加齢で理解度が弱まったのか今一つ僕には「蔓延防止措置」と緊急事態宣言との違いがわからない。東京の場合、適用地域が23区と多摩地域の八王子、立川、府中、調布、町田、武蔵野6市に限られているが理由が分からない。それより緊急事態宣言が同時発令され神奈川、埼玉、千葉3県が国へ「慢性防止」措置を要請しないのかだ。

8日の東京の新規感染者数は545人と連日500人台、これと並行して神奈川175人、埼玉154人、千葉94人と高い感染者だ。この3県小計493人は兵庫313人、京都93人に匹敵する。



47都道府県「住んだ町」「旅した町」(北海道)札幌(1)虹と雪のバラード

2021-04-09 06:24:21 | 2012・1・1
昭和46年(1971年)11月筆者は初めて北海道の「北」の大地を踏んだ。晩秋の千歳空港は想像していたより暖かく空気はあくまで澄み切っていた。空港から札幌市内までは途中まで完成したばかりの高速道路で行き、そのあと一般道路を走った。1時間以上かかった。

札幌には56年3月まで足掛け10年間滞在したが、最初の印象は強烈だった。翌47年2月の冬季五輪を控えて札幌市内は”槌音高く”最後の追い込みに沸いていた。繫華街すすき野に近い三越交差点周辺はまるで”戦場を思わせた。地下街はすでに一部完成し、地下鉄も五輪会場の真駒内まで開通していたが、一方,札幌駅までの市電もまだ走っていた。

"五輪まであと〇〇日”の宣伝ボードをみながら市民は期待に胸を膨らませていたが、当時、巷からは期待をさらに大きくさせるようなトワエモアが歌う「虹と雪のバラード」の明るいメロデイが流れていた。 
🔶 虹と雪のバラード(河邨文一郎作詞 村井邦彦作曲)
  虹の地平を歩み出て 影たちが近づく手をとりあって
  町ができる 美しい町が あふれる旗、叫びそして唄
  生まれ変わるサッポロの地に君の名を書くオリンピック