「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

菅義偉総理のワクチン会社へのご挨拶

2021-04-18 08:05:39 | 2012・1・1
訪米中の菅義偉総理が15日バイデン大統領との首脳会談で対中国結束で一致、両国は新しい時代に入った旨の共同声明を発表した。これを伝える新聞の同じ紙面に菅総理がわが国へのコロナ.ワクチン供給の大手製薬会社、ファイザーに10分間電話をかけ、安定供給を要請したという記事があった。コロナコロナが毎日の僕にとっては不見識だが、このニュースのほうに関心がある。

小ブログは菅総理が2月、河野太郎大臣をワクチン担当に任命する前から対応が後手後手だと批判してきた。G7先進国中、接種が始まったのが一番最後。わが国がコロナ対策として昨年500億円の借款供与したインドネシアでさえ2月には中国からワクチンを入手、ユドヨノ大統領も接種している。なぜ、わが国は遅れをとったのであろうか。やはり政府のワクチンについての国民へのPR不足ではないだろうか。

菅総理のファイザー社に対する電話要請は一国の総理のアクションとして果たしてどうなのか、僕には分からないが、コロナ禍終息にはワクチンしかない。16日の全国の新規感染者数は4522人、前回の緊急事態宣言解除後の最多記録である。政府は「蔓延」措置で乗り切ろうとしているが、それより確実なのはワクチン接種のスピードアップである。”五輪中止も一つの選択肢”といっている場合ではない。"ジョー”(Joe)と゛ヨッショ”(義偉)の仲、よろしく、河野大臣お願いします。