「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

"大きなウうねり”になる前に非常時宣言を

2021-04-15 07:11:33 | 2012・1・1
昨日14日の全国のコロナ.ウィルス新規感染者数は4309人,4000人をこえたのは第三波の山だった1月28日以来とのこと。この現実について菅義偉総理は昨日の国会で”関西圏など特定の地域を中心に感染拡大が進んでいるが、全国的な大きなうねりまではなっていない”との認識を示した。政府コロナ分科会の尾身茂会長も現在の感染状況は初めて゛第四波”だとの見解をのべた。

政府の危機認識は僕とは違うみたいだ。昨日の大阪の新規感染者数は2日続けて1000人を超えて1103人、この大半は新しい変異株によるものだという。この波は首都圏にも押し寄せてきており、この1週間で255人も記録されており、尾身会長も5月にはこの感染力の強い変異株が主力になると予測している。

この新事態に対して大阪の吉村知事は緊急事態宣言の再発を政府に要請する意向のようだ。先日「蔓延防止措置」がとられたばかりだ。菅総理には申しわけないが”色褪せた”感じの緊急事態宣言を再発する程度で終息できるだろうか。見まわり隊ではなく、夜間外出禁止令を視野にいれた非常時宣言をワクチン接種が一巡するまで発令すべきだ。