今日は午後から相模原市城山湖に行ってきました。
多くの無線家が集まってわいわいやっています。
スーパーアンテナ社のMP-1を持ち込み、FT-817につないでいろんなバンドにQSYする様子を実演しました。
SWRは設置状況でだいぶ変わるので、再現性がイマイチですが、ジャストチューンしたエレメントはさすがによく聞こえます。
城山湖は県の施設なので閉門までに出なければいけません。そろそろ撤収ということで作業していると、先程から近くにいらっしゃったアンテナを付けた車の男性からお声がけが。
最近始めたのでいろいろ教えて欲しいとのこと。
ここがメインで~とダイヤルを回すのですが、何か変。こんなにロケーションがいいところなのに全く入感しない・・・。何かおかしいぞ。
「おーい、みんな~!、何か変だよ~。」
かけつけるローカル各局。ハンディ機でも沢山受信出来るのに聞こえません。すぐ近くで送信した電波を受信出来ます。みんなで何がおかしいか確認します。しまいにはモービル機本体に直接ホイップを接続して受信したり。
すぐにケーブルに原因があることがわかりました。ケーブルは新しく、特に異常はありません。基台のところのL型コネクタの部分、ケーブルのテンションがかなりキツイ。ここでトランク操作や折り曲げ操作をすると相当な力がかかる・・・。もしかして思いっきり引っ張られた?。
テスターでチェックすると芯線の道通がありません。
みんなで基台からコネクタを外し(工具がいろいろ出てきます)、中を開くとやはり芯線が外れていました。それ、ハンダコテ!。こんな山の中で出てくるところが凄い。ガスコテとハンダがある局の道具箱から出てきました。
応急的ですが、これでバッチリ受信出来るようになりました。
わずか15分で解決!! すごい!!
閉門間近なので、今日はここで解散。
いつもここに居るので何かあったらまた来て下さい!と告げて73です。
それにしても凄い機動力。持つべきものは(技術と道具を持った)仲間(笑)ですね。