アマチュア無線局 JO1KVS

運用やグッズ、その他思いついたことを書き込んでいます。役に立たない独り言ですがよろしくお願いします。

無線車を見る目が

2011年03月23日 23時39分04秒 | アマチュア無線

 その昔、モービルハムが格好良かった。

 無線車 というステッカーが貼ってあったりもした。

 少年にとっては憧れの車だった。


 無線を初めてみんなでアンテナ付けて走り回った。

 アンテナは長ければ偉かった。

 当時50MHzによく出ていた。

 1/4波長で1.5m、それではあまり偉くない。3/8波長という、今では売っていない2m強のアンテナを、風圧で曲げながら高速道路を走る姿が格好良く思えた。

 凝っている人達はなんとバンパーから5/8波長という、3m以上もあるエレメントを付けて走っていた。すごく格好良かった。(笑)


 当局は今でもめげずに長いHFのアンテナと、長いV,UHFのアンテナを振り回して走り回っています。

 すごく怪しい存在です。

 時折気がついてこっちを見る人がいますが、それは羨望の眼差しではありません。

 見ちゃダメよ、という感じで目を背けます。

 残念なことに少年たちもほとんど興味を示しません。

 でも少女たちはよくアンテナに気が付きます。そして、ゲラゲラ笑っています。変なモノを見て喜んでいるだけです。母親と二人で爆笑している親子も居ました。


 (゜~ ゜)うーん・・・・


 でもあの日以来、ちょっと世間の目が変わったような気がします。

 災害時には無線車ほどあてになる存在は無いからです。

 携帯も有線もダメ。普通の人に出来ることは、声を出すこと、音を鳴らすこと、身振り手振り、旗を振る、光で合図、何か表示すること、あとはのろし?、これしか手段がありません。無線車だけがかなり確実な、しかも生の声で通信が可能なのです。

 ちょっと格好いいかも。


 でも本当は、無線って面白そう、っていう目で見てもらいたいな。

コメント (10)
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