先日のハムフェアで、ラディックスアンテナのブースで50MHzスクエアローASQ-50を購入しました。
このアンテナは一昨年くらいにハムフェアでその姿を表し、スクエアロー、懐かしい~と注目を集めていたアンテナです。
現在ラディックスの正規のホームページでは紹介していませんが、通販サイトの方で販売されています。
http://www.radix-ant.jp/shopdetail/003004000002/order/
スクエアローを懐かしいと思う人は、昔のCQ誌のトヨムラの広告を見た記憶の有る方かなと思います。
当時無線を始めようとしたときに一番お金のかからないバンドは50MHzでした。一番安いリグが50MHzでしたから。今は一番安いリグは144や430のFMなので、やはりここからスタートする方が多い。それと同じで、当時は50MHzのAM、FM機、RJX-601や、アイコムのIC-502あたりからスタートした方も多いのではと思います。1エリアだとJJ1~JM1くらいでしょうか。その後FT-690が人気になりましたね。
安い50MHzの無線機を買ってはみたものの、アンテナをポンと設置してもSWRが簡単に落ちるバンドではないので、みんなちゃんと調整して設置したものです。SWR計は必携でした。お金が無いからまずは自作のダイポールから。設置場所を変えたり高さを稼いだり、当時一大ブームとなったヘンテナを作ったり、お小遣いを貯めてアンテナを買ったりと、いずれもアンテナは自分で設置して調整するのが当たり前の時代です。Mコネのハンダ付けをしたことがないハムは0%だったでしょう。
そんな時に既製のアンテナで最も安かったのがトヨムラのスクエアローでした。クリエイトやルソーの八木は高くて手が届きませんでした。第一電波のHB9CVやTETのアンテナがいつかは買えるかもという夢を持たせてくれるアンテナでした。
でもスクエアロー、実際に使った人は少なかったかもしれません。若い人で大賑わいの50MHz、少しでも強い電波を飛ばしたい一心で、どうせ一本買うならと、最大限大きなアンテナを建てたかったからです。ビームが無理な人は5/8λGP、5/8λ2段GPのほうが人気だったような気がします。当局も団地の屋上に5/8λGPを立てて運用していました。なんとも贅沢な設置場所です。当時は許可が降りたんですね。ステーはHFのダイポール。お金のある友人は50MHzの6エレを上げたたりしてました。昔の団地はアンテナの展示場みたいでした。楽しかったなぁ。
話がそれましたがそんなわけで当時のCQ誌にはスクエアローが毎月チラッと載っていて、あ、安い、買おうかな、と誰もが思った知らない人は居ないアンテナでした。
このアンテナはダイポールの変形タイプ。ほぼ無指向性に近く、利得は若干マイナスですが、水平系との相性が良いのでそれなりに期待できるアンテナです。
昨日は台風で外に出れなかったので室内で組み立ててみました。結構ネジが多くてこのアンテナをいきなり屋外で組み立てるのはやめたほうがいいかも知れません。
エレメントの前方半分がワイヤーのため、一度組み立てるとネジを一つも外すこと無く畳めるのでFBです。3箇所外せばもっと小さくできます。外に持ち出す前に部屋で組み立てがFBです。
組み立ててみると結構コンパクト、なるべく小さいアンテナがいいという人にもいいかもしれません。
後日城山湖で設営して実験して、コンテストの時は自宅ベランダに設置してみようかと思います。