ある方のブログでリチウム系のバッテリーの電圧を無線機に適した電圧にするために、DC-DCスイッチング電源を使われているのを見たことがあります。
AKON社 初めて聞きました。
サイトをさがしてみると AC-DC、DC-DC、様々な電源がラインナップされていて、しかも比較的安価。
我々がよく見かけるDC-DCは多くはダウンバーターで、たとえば24V→13.8Vとかが主流。
近頃はモービル機が本領を発揮できるようにと、12V→13.8Vのようなアップバーターも人気があります。
でも大抵はダウンかアップの一つの使い方しか出来ません。
アコン社のスイッチング電源は、今回買ったものもそうですが、アップもダウンも一台でこなします。
出力は12V(多少上下出来ます)、入力は10~18Vです。
これ、何に都合がいいかというと、リチウムイオンやリチウムポリマーバッテリーにいいんです。
よく使っているバッテリーは、リチウムポリマー4セルのもの。これ、フル充電で16.8Vまで上がってしまいます。
減ってくると13Vを切るくらいまで下がります。過充電、過放電はご法度なので、あまり使い切るような使い方はしないとしても、満タンからの電圧変化はかなり大きい。特に満タンの時の電圧はリグに良くない・・・。FT817も16Vが上限です。
もう一つ、主に817専用ですが、3セルのもの。これは最高で12.6Vまで上がり、10Vくらいで終えます。これをずっと安定した12V出力で使えれば、FT817は5Wのフルパワーが維持できるわけです。
3セルの最低の10Vも、4セルの最高の16.8Vもこの電源を通せばいつでも12Vが出せる。変換効率で実質のバッテリー容量が減ってしまうのですがそれを差し引いてもメリットがある、ときはありますね。
3400円。お一ついかがでしょうか。
(先日買ったものは間違えて出力5Vでした~。(笑) 用途考えないと。)