今日の土曜日の城山湖、天気予報も良くなくて、なんとか雨は免れたけどさむ~い曇りでした。
無線家の皆さんはほとんど現れず、車の中で適当にWiresXとかD-Starを受信していました。
保温ボトルに入れてきたお湯をカップ麺に注いで、カップ麺をいただき、受信を続けていたところウトウト。
軽く眠っていたところ、いつもの顔が一人、テーブルと椅子と無線機を設営していました。
私も車から降りて隣にテーブルと椅子を出しました。
せっかくなのでFT817とロングワイヤー、ZM-2(アンテナチューナー)で受信を開始。
ムムッ!! こ、これは!!
ハイバンドのコンディションが凄い。
21MHzではオーストリアの日本人の方が超強力で大人気。猛烈なパイルです。
日本中(世界中)から呼ばれていますが、なんと交信している日本の局もすべてよ~く聞こえるのです。しかもそれは、カラオケのようなエコーを伴っています。地球を周って聞こえているのです。
オーストリアの局もエコーがかかっています。
ショートパスとロングパス、両方開けていて、地球を一周して届いてきています。少なくとも3回はエコーしていますから、1~2周している感じです。
いやーびっくりです。
DXとの交信も数局出来ました。
そこにもう一局到着。FT817をお持ちなので当局のアンテナをつないでDXを呼んでもらいました。
なんとパイルを一発で抜き、え、自分?と、一瞬油断してしまうくらいでした。
アンテナはモミジに投げかけたワイヤー。地面には十数mと数mの2本のワイヤーを這わせたもの。チューナーは必須ですがよく飛びました。
実は最近、「アンテナチューナー活用入門」という本を買って、いろいろ参考にしているんです。
アースだからと一生懸命地面を模したり、地面と容量結合を図ろうとするより、4本以上のワイヤーをラジアルとして張るほうが飛ぶ。地面の鏡面効果はなかなか得にくいので、電線でバランスを取るとか、ラジアルでアースを構築するのが良いとか。エレメントと合わせて1/2波長になるような長さだとなおいい感じ。各バンド用に複数の長さで張ると良いようです。
7MHzに特化したければ、エレメント10m弱、ラジアルも同じ長さを4本以上。これがいいようです。
コンディションも良かったためでもありますが、今日はえらく飛んだなぁという感想でした。
家に帰ってこのコンディションでコンテストで稼ごうと思いましたが、コンディションはみるみる下がってしまいました。明日の早朝からまた呼びまわってみようと思います。
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