アマチュア無線局 JO1KVS

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丸一日乗り鉄、楽しかった~ 東京-神奈川-山梨-長野-新潟-群馬-埼玉-東京

2015年12月27日 20時50分03秒 | アマチュア無線

 青春18きっぷで鉄道乗りまくりツアーに行って来ました。

 ムーンライト信州81号の席が取れたので、これに乗って白馬でスキーでも、と思っていたのですが、スキー場はまだ雪不足で厳しいこともあって、そのまま乗り鉄に変更しました。

 ムーンライト信州81号で白馬まで行って、次の普通列車に乗り換えるのですが、これだと同じプランの人と、待合室や乗り換え列車の席の争奪戦になってしまうので、リクライニングシートから離れるのは惜しいのですが、次の普通列車の始発駅である信濃大町駅で降りることにしました。 
信濃大町駅では小雪がちらついて雪も薄く積もっていました。
 しばらく駅の待合室に居て、適当な時間に普通列車に乗り込みました。もっと早く乗り込めばボックスシートの前向きの窓際席が取れたと思いますが、残念ながら長椅子になってしまいました。車両はガラガラで比較的自由に過ごせました。
 途中駅はまだ真っ暗で、殆ど人は乗ってきません。乗ってきてもポツポツ程度。白馬駅ではムーンライト組がどっと乗ってきて、席はほとんど埋まりました。信濃大町駅乗り換えで正解でした。
 南小谷に着くと次の糸魚川行きの列車の席取り合戦で、小走りで跨線橋を渡ります。なんとか4つあるうちの一番前の出入り口に3人目で取り付きました。あとでわかったのですが、この位置だと長椅子しか無いので、もう一つ後ろの出入り口を確保すべきでした。でも余裕で座れるのでOKです。
 ここから糸魚川までの渓谷美を楽しみます。小雪が舞う雪景色の渓谷はなかなかのものでした。雪は糸魚川に近づくとみぞれや雨に変わり、雪も積もらなくなっていきました。車内ではおにぎりなどを食べる人が結構居ました。自分は出発駅の橋本駅で何か食べ物買っておこうかと思ったのですが、途中の駅で時間があるからなんとかなるだろうと何も買わずにいました。これが災いして信濃大町でも何も手に入らず、糸魚川で買おうと思っていたけれど何もせず、結局朝食抜きとなってしまうのでした。糸魚川に向かう途中、皆さん夜行で疲れているのか、後半はほぼ全員爆睡の車内でした。
 糸魚川からは「えちごトキめき鉄道」で直江津に向かいます。まだ発車時間まで時間はたっぷりあるので駅舎の内外を探索したり食事をゲットしたり、直江津までの切符をゲットしようと思いましたがすでに「えちごトキめき鉄道」の車両が目の前に待機していたのでいい席を確保するためにもそのまま乗り込みました。席に何らかの荷物を置いてウロウロしにいくのも手ですが、一人旅で貴重品(無線機やらタブレットやら)が入った荷物を席に置いたまましばらく離れるわけにはいきませんし、上着置いて行くと寒くて辛いしでここは我慢しました。次の旅には席に置いておけるもの、軽い上着とか帽子とか、何か用意しておこう・・・。でかい荷物を置いていく人は結構居ましたが今回小さい荷物なので置きっぱはしにくかったです。乗り込んだ時はしばらくガラガラでしたが、発車時刻にはボックス席には全部誰かしらが座っている状態。ムーンライトで僕の前の席に座っていたご夫婦はかなり後になって乗車したため、残念そうに長椅子に座っていました。
 えちごトキめき鉄道では日本海の車窓を楽しみました。途中激しいあられが降ったりして海岸は真っ白になっているところもあってなかなかの景色。何度かこの区間を通っていましすが特急で通過してばかりでしたので、普通列車はゆっくり見れて良かったです。しばらくして直江津に到着。この別料金の区間の乗車賃を払っていませんので、駅内に改札でもあるのかと思ったら次のJR線にそのまま行けちゃう駅の構造(タダ乗りされちゃいます)。乗り換え時間が殆ど無い中、並ぶ精算窓口で焦りながら18きっぷを見せ670円を支払って、走ってJRに乗り換えました。改札前の駅構内で、乗り換えまだ間に合いますよ~駅弁いかがですか~と売っていましたが、こちらは精算があったので見る余裕もありませんでした。やはり糸魚川で一旦外に出て切符を買ておいたほうが良かったかも。直江津の駅は元々本線用の立派なホームですから、ホーム上で臨時精算のテーブルでも出してくれればいいのになぁと思いました。
 直江津からは信越線で柏崎まで向かいます。再び日本海沿いです。海に近い!なかなかの車窓です。
 一旦雨、雪はやみました。が、柏崎から先、日本海上には真っ黒な雲が!どうなることでしょう。
 柏崎からは初挑戦の越後線です。日本海に近いところを通りますがひと山内陸側を走っていきます。広い平野が開けるのはうんと先で、しばらくは独特の田舎風景の中を走る鉄道でした。しかもかなりの雪。大粒のあられが降ることもありました。昨年日本海ドライブの行き帰りにはこの越後線を横断して石地海岸辺りで日本海に出ています。帰りには「礼拝(らいはい)」という変わった名前の駅があったので車を停めて写真を撮ったところです。今回はその駅を内側から見ることになりました。
 吉田駅で再び越後線新潟行きに乗り換えました。途中巻駅を通りました。そういえば私が20代の若い頃、銀行の外交の素敵なお姉さんが巻町出身だと話していたなぁと思い出しました。車内からFacebookで検索したりして、もう旧姓だろうから見つかったりはしなかったのですが ・・・。新潟に近づくにつれ乗客はどんどん増え、すっかり都会の電車になっていきました。真っ黒な雲はいつの間にか通過して新潟は晴れでした。
 新潟では乗り換え時間40分ちょっと。タレカツ丼を食べようと、駅近くで狙っていたお店にたどり着きましたが、残念、ご飯終了とのこと。え~~~っ!東京から食べに来たんですよ~米抜きでもいいから一口食べさせて、と思いながらニッコリ笑って店を出ました。(泣)駅地下のうどん屋さんにたれヒレカツ丼があったのでそこでいただきました。美味しかったです。タレは天つゆ系の甘いタレ。次回はあの店で絶対食べるんだと思いながら、 急いで白新線に乗りました。さすが新潟県の中心地。結構な乗客数で一言言って無理に座る感じ。立っている人多数。昼食取らないですぐに乗っていれば余裕でボックス取れたんでしょうけど。この電車は結構な新型で都会的です。新発田行きかと思っていましたが村上行きでした。電車はどんどんと空いて行き、今回の最長距離、新発田で降りました。ここから羽越本線を折り返して長岡経由で上越線で帰るのです。
 新発田駅では一時間半以上待ち時間があるので、駅の周辺を散策して写真を撮ったりしました。天気は曇り。まだまだ時間があったので待合室に篭もりました。同じ電車を待っている人が数人居ましたが、途中で待合室を出て行きました。何故かわかりませんでしたがどうやらもう入線していて乗車可能だったようです。 他の電車はドアが開放されるとアナウンスがあったのですが、私の乗る列車は案内のアナウンスがありませんでした。お客さんが乗っているのが見えたので駅員さんにもう乗れますか?と聞いたら、まだかも、あ、乗れるようですね、ということで入場して乗り込みました。それでもまだ数十分も時間があります。発車まで何十分も前から乗車して待つ、なんていう経験は東京に居ると一切ありませんから、独特の風情を感じます。ディーゼルの場合はずっとガラガラエンジンかかってますしね。
 よく考えれば先ほど降りた電車、そのまま村上まで乗って行っても良かったようです。折り返して新発田に戻ればこの電車に乗れたのです。新潟の端から端まで横断出来たのに・・・ちょっと残念。
 というわけで新発田から長岡まで乗りました。待つのに1時間以上、乗車時間は40分弱。発車してしばらくするともう辺りは暗くなり天気も荒れて大雨になっています。風も強くなって真っ暗闇がいきなり眩しく光り轟音が響き渡りました。冬の雷です。先日テレビで上越地方に多い、と言っていた冬の雷を間近に感じることが出来ました。長岡到着を前に強風で電車が停車しました。長岡では乗り換え時間がそこそこあるので10分位遅れても全然OK。余裕で待ちました。
 長岡で上越線水上行きに乗り換えました。まだ席はガラガラでした。ここでボックスシートに上着を置いて、駅構内で駅弁でも買おうとしましたが、構内の駅弁は売り切れ、一旦改札を出て駅弁と、売店で飲み物を買いました。この駅の改札前はとてもきれいで賑やかで便利です。電車の車内に私物を置いて改札を出るのは初めてのことで、ホームに戻ったら電車が居なかったらどうしよう、なんて思いながら買い物しました。発車する頃には立っている人が居るくらいの混み具合。予想どおり、このあとどんどん降りていって最後はガラガラになりました。
 水上に着きました。先日蒸気機関車に引かれて着いた旧客車が停まったホームに着きました。狭い跨線橋の階段、これも先日通ったばかり。なんだか不思議な感じ。高崎行きの普通列車に乗り換えました。115系。国鉄って感じの車両です。車両数が多く、各車両に人が分散して一両に数人ほどしか乗っていませんでした。蒸気機関車の時と違い、途中駅の停車時間は最低限なのでスイスイと高崎に到着。
 21時30分の上野行きに乗り換えます。ここでグリーン車に乗りました。こんな時間に東京に向かう人はわずかですし、グリーン車もガラガラで、僕の乗った車両には1車両に4人しか乗っていませんでした。つまり、2階建て部分には上に一人、下に一人、前後の平屋部分、前側に私一人、後ろ側に一人。各部屋一人ずつという贅沢な環境でした。遠慮無くフルリクライニングして軽く眠ったりもしました。普通列車、快速列車のグリーン車、いいですね。18きっぷでも乗れますから。車内販売だってあるんです。なぜか現金限定だけど。
 赤羽から埼京線で新宿。ここで18きっぷの旅は終了し、いつもの京王線で南大沢に。0:14着でした。前日23:43発の電車に乗ってから24時間半、電車乗りまくりました。

 車に乗る、という行為は自分にとっては遊園地の乗り物に乗るくらい楽しいことなので、遊園地の乗り物に嫌というほど乗れたに等しい。

 電車で旅すると、旅人や、遠くの地方で暮らす人々の生活に触れることが出来て楽しい。
 そこで会う人たちは基本、車に乗らないで移動する人たち。独特の生活感があります。どちらかと言うと車に乗る側の人間としてはかなり新鮮な感覚です。

 今回の旅の経費ですが、青春18きっぷ(5回分で11850円のうち1回なので) 2370円、ムーンライトの指定券520円、えちごトキめき鉄道が670円、高崎線のグリーン券が780円。京王線で定期外の運賃が134円+133円。合計3937円。これに飲み物130+130+160+130円、駅弁780円、昼食1000円。総合計6267円でした。大満足でした。

 APRSは、SIMフリータブレットLaVie Tab S TS708/T1WにDTIのSIMを入れて流しっぱなしにしました。
 スマホとタブレットはポータブルバッテリーで時折追加充電をしながら使い続けました。
 IC51とFT2Dを持っていき、D-StarとワイヤーズXをやろうと思いましたが結局出すタイミングはありませんでした。長岡には多数ノードがあったので試したかったのですが・・・。
 無線に出れたのは高崎線の中からタブレットを使ってエコーリンクで八王子レピーターに声を出すだけ、1交信成立でした。

 スマホとタブレットのあるおかげで、撮った写真をアップしたりして、暇になること無く楽しい一人旅が出来ました。

 写真はまた紹介します。 

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コメント (2)
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