ファームウェアのアップデートでの(と言って良いかもしれない)事故。
ファームウェアのアップデートはこれまでも何度かやってきているが、車の中でネジを紛失しないように蓋を外して中のスイッチを切り替え、パソコンの操作や運転席のパネルの操作やら、えらく大変でうんざりしていた。
そこで今回は自宅にパネルと本体を持ち帰って作業することにした。
そうだ、先日買っておいた穴あきの蓋にも変えておこう。
コントロールケーブルだけは車内配線しているので外さずに置いてきた。
さて、家に持ち帰ってみると本体とコントロールパネルを接続するコードがない。(当然だ)
きっと電話線で大丈夫だろう、と思って探したが以前は家にゴロゴロあったが、すぐに見つからない。
そうだ、電話の受話器のコードも4芯だからいけるだろう、と思ったのが運の尽き。
近くの電話機からコードを拝借。(パイオニアの昔の留守電、マイクロカセットテープ式)
これでつないだ状態で電源ケーブルを接続したらバチッと火花が散った。突入電流にしてはヤバイ。
部品が壊れた独特の匂いが僅かに漂う。
電源スイッチ長押ししても電源は入らない。
すぐに外した。
とても面倒だが車の配線を外してきて純正でつないでみる。
これでもバチッと火花が散る。
電源は入らない。
コントロールパネルを繋がない状態だと火花は出ない。
もうダメだ。逝ってしまった模様。
合掌である。
受話器のコードもストレートとクロスがあるようで、八重洲のコントロールケーブルは見たところストレート。受話器のは調べてないがクロスだったのだろう。
事の発端はファームのアップデートが難しくて面倒過ぎること。MicroSDカード一つで出来るくらい簡単ならこんな事故は起こらなかった。
FT-1Dもファームのアップデート作業が起因してリチウムバッテリーと接する電源端子が壊れ、壊れてはいけない保安部品なんだからタダで直してと願ったがそれは伝わらず、普通に請求されてしまった。
ファームのアップデートは罪深い。
今後もパソコンを持ち込んでの車での作業したくないので、自宅に持ってきて作業できるように電源ケーブルと接続ケーブルは取り寄せるつもり。
しかし壊れた場所が問題だ。本体のパーツ一つくらいならいいけど、コントロールパネルも含めてアチコチ壊れていたら新しいのを買ったほうがいいかもしれない。ボーナス払いかな。
FTM400Dの旧型の在庫処分品が残っていたら買うかもしれない。