アマチュア無線局 JO1KVS

運用やグッズ、その他思いついたことを書き込んでいます。役に立たない独り言ですがよろしくお願いします。

電圧給電アンテナ 最も単純な回路に変更

2017年07月08日 12時52分18秒 | アマチュア無線

電圧給電アンテナが好きでいろいろ給電部やらバリコン入りのものやら作ってきましたが、どうも機嫌を取るのが面倒。

使う状況によって機嫌が良かったり悪かったり、ワイヤーの長さを変えなきゃいけなかったり。

少々デリケートなようです。(デルタループとは大違い。やっぱループは安定性抜群ですね。)

という訳で、最も単純な、LC並列のみ、単純な共振回路としました。

ここに、1/2λの電線の端が触れると、電線全体をダイポールアンテナのように電波が乗ってアンテナとして動作する。

ダイポールアンテナは先端が一番電圧が高い。逆に端っこに高い電圧をかければワイヤー全体に電波が乗る、という仕掛けのようです。

だから最もインピーダンスの高い共振回路でもって高抵抗にして高電圧を発生させる。

高電圧に耐えるコンデンサー、バリコンが高価で大きく、また危険でもあるのであまりハイパワーのものは作れません。

5Wであってもバチーン!と感電しますよ。

それはともかく、こんな感じでベランダで実験してみました。

釣り竿はこんな感じで設置

撮影、加工、アップロードはすべてスマホでやってます。便利便利。

SWRは最初どうやっても2くらいが限界でしたが、ワイヤーを20センチ位長くしてみたら

こんな感じに仕上がりました。かなりブロードな特性です。

ワイヤーをきっちり調整していくと、もっと落ちて、もっと急峻になると思います。このくらいが逆に使いやすいかも。

ベランダにKX3を持っていってこのアンテナで交信してみました。2交信出来ました。

まずは成功か・・・。交信いただいた局長様、ありがとうございました。

チューナーのバリコンは50PFですが、実際は10~15PFくらいの位置を使っている感じです。

 

コメント
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