このアンテナはVCHアンテナのエレメントとコイルを流用しています。
給電部をアンテナチューナー、ZM-2につなぎ、アースは足元の長大グレーチングにつなぎました。
こうするとオフセンター給電のVCHアンテナではなく、ただのセンター給電のバーチカルアンテナとなり、1/4波長で同調するアンテナとなります。
アースが強力だと鏡面効果が生じるからです。
まずはチューナー無しでの同調点を測りました。コイル全部使うと6.7MHzでした。コイルを3周程キャンセルして測るとバンド内に合いました。SWRもこの適当な状態で2を切っていますから、最近試していた適当な長さのワイヤーとは格が違うはず。
チューナーにつなぎ直し、チューンを取りました。が、全然ダメ、コンディションが(笑)。夕方になってコンディションが回復してくると、QRPながらも結構な応答率で交信できました。競合相手が居ても、です。やはりアンテナと言うものはモノバンドに合わせたものでないとダメですね。
この日はグレーチングアース外してアース側は短い電線のみにして、コイルをショートさせて18MHzでもQRV。北海道の局と交信出来ました。アース外したのはオフセンター給電にして全体を1/2λにするのが目的。同調する周波数が一気に2倍付近に高まる算段。
測定したわけではないので適当な長さのワイヤーに過ぎませんが大きなアースから切り離すと同調する周波数が変化したせいか感度が少し上がりました。
また、コイルの巻き数を可変させながら測定してデータ取ります。チューナーは最終手段で使わないとね。
そうですね。で、私は今、アンテナカップラーが届くのを待っているわけです。IC-703の時は、内臓チューナーで今の設備でいけましたから。
そうですね。
チューナーによってはアンテナの一部に化けるものもありますが、チューナー無しで性能そこそこ引き出してからのチューナー頼りですね~。