CW skimmer は、CWを受信しながら符号を解読し、CQを出している局名をTelnetサーバーとして送出する機能(よくわかんないけど)があります。
この機能を自分のPC内のコンテストロギングソフト CTest-Winに送ることで、ただ受信しているだけで運用周波数の上下の局のリストが出来上がり、誰がどこに出ているか解り、クリックするだけでそこにQSY出来たりと、コンテストの運用に役立ちます。
少し前のCQ誌の記事で知りました。
リグのフィルタを3kHzとか広めにすれば上下の局を広く拾い集めます。SDRならもっと幅広く拾い集めることが出来ます。VFOを手動で時折り動かせばさらにその周辺を拾い集めます。その様子を見ているだけで面白いです。
先ほど、18.070MHz付近を受信しっぱなしにして CW Skimmer から出力されたデータはこんな感じ。
Connecting to 127.0.0.1:7300
Welcome to the CW Skimmer Telnet cluster port!
CW Skimmer 1.8 is operated by , in ()
Please enter your callsign:
JO1KVS de SKIMMER 2015-02-24 10:29Z CwSkimmer >
DX de -#: 18070.0 BG3UPA 33 dB 27 WPM CQ 1029Z
DX de -#: 18070.0 DL9MS 35 dB 27 WPM 1034Z
DX de -#: 18071.2 BG3UPA 22 dB 26 WPM CQ 1035Z
DX de -#: 18071.2 DL3YA 22 dB 26 WPM 1036Z
DX de -#: 18071.0 SM4EMO 20 dB 27 WPM 1038Z
DX de -#: 18071.0 SM4EMO 20 dB 28 WPM CQ 1038Z
DX de -#: 18070.0 DL3YA 33 dB 27 WPM 1039Z
DX de -#: 18070.2 US5CCO 15 dB 25 WPM DE 1041Z
DX de -#: 18070.0 DL6CMK 36 dB 14 WPM 1042Z
DX de -#: 18070.0 BG3UPA 35 dB 29 WPM CQ 1044Z
DX de -#: 18070.0 OM3EY 35 dB 28 WPM 1044Z
DX de -#: 18071.2 RX6AM 25 dB 28 WPM 1047Z
DX de -#: 18070.5 EE4E 11 dB 10 WPM 1051Z
DX de -#: 18069.7 EE5V 3 dB 7 WPM 1113Z
DX de -#: 18070.5 NT6S 3 dB 5 WPM 1115Z
DX de -#: 18069.7 UR5E 3 dB 7 WPM 1125Z
DX de -#: 18071.0 JH1DLD 19 dB 6 WPM DE 1136Z
DX de -#: 18069.7 UT5A 3 dB 4 WPM 1202Z
DX de -#: 18071.0 LU7YS 17 dB 26 WPM 1219Z
DX de -#: 18069.7 ES4A 3 dB 14 WPM 1435Z
DX de -#: 18070.0 RX6AM 33 dB 6 WPM 1457Z
ヨーロッパメインですね。南米も居ますねぇ~。WPM値が異常に遅いのはノイズを拾った間違いの可能性高いですね。EEとかNTは誤認識でしょう。LU7は本物かも。
放置してログを取るのは初めてやってみましたが、これは結構面白いかもしれません。
リグの周波数データを複数のソフトで利用するのは一工夫必要です。当局は、VSPEというポートを複数に分けるエミュレーターソフトで ハムログ、CW Skimmer、CTest-Win、MMVARIなどに同時につなぐことに成功しています。ただこれ、32bitのWindowsなら無料なのですが、64bit版のほうは有料らしく、Win7 64bitのノートパソコンではやっていません。
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