本日は、キャンプ用のテーブルサイドに立てた釣り竿にエレメントを這わせて、釣り竿先端からテーブルまでちょうどいい長さをエレメントとして固定し、ラジアルの長さで好みの周波数に合わせる調整を行いました。
釣り竿は5.4mのもの。テーブルの高さを引くと4.5mくらいがエレメントの長さとなりました。
これにラジアルを一本、適当につけて地面に這わせ、長さを調整していくと、14MHzの運用バンドにドンピシャとなりました。
次にこのラジアルを外して、もう少し短いラジアルを垂らして地面に這わせ、18MHzに同調させます。
14の方はSWRがすごく落ちるポイントがありましたが、18の方はグッとオフセットになるためか、最下点で1.5でした。
しかも18MHzのほうはラジアルが大変短く仕上がって、オフセットももう限界だなぁという感じでした。
デュアル化も試みましたが、エレメントが元々14MHzの1/4波長ということもあってか、ラジアルがカウンターポイズとして鏡面効果を発揮してしまうとすぐに14MHz専用アンテナに化けてしまいます。デュアル化は断念しました。
続いて21MHzにはどうかと挑戦しましたが、相当短く切り詰めて同調周波数を近づけていくとSWRがどんどん上昇。もうインピーダンスが高くなってマッチングなしでは無理、という領域になってしまったようです。
というわけで本日作ったアンテナは14MHz、18MHz用となりました。(前にもこんなのが出来てましたね~。)
次の機会には4.5mの釣り竿を使って、18MHz、21MHz、3.9mの釣り竿で24MHz、28MHz用のアンテナを作ってみようと思います。
センター給電の呪縛から解かれると、アンテナ作りはかなり楽になります。
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