「花あわれ、せめてはあと二旬ついの開花をゆるし給え」
道路拡幅で伐採されることになったピンクの蕾を付けた樹齢50年のソメイヨシノに近くの住民がこの短歌を枝に吊しました。これを知った当時の進藤市長は「桜花惜しむ大和のうるわしやとわに匂わん花の心は」と返歌を桜の枝に吊しました。昭和59年にこうして伐採からのがれた桧原桜(ひばる)は、今年も都市高速下のさらなる道路拡幅でも残され、人々はサクラへの想いを短冊に託しています。 福岡市南区松本池の近く。
道路拡幅で伐採されることになったピンクの蕾を付けた樹齢50年のソメイヨシノに近くの住民がこの短歌を枝に吊しました。これを知った当時の進藤市長は「桜花惜しむ大和のうるわしやとわに匂わん花の心は」と返歌を桜の枝に吊しました。昭和59年にこうして伐採からのがれた桧原桜(ひばる)は、今年も都市高速下のさらなる道路拡幅でも残され、人々はサクラへの想いを短冊に託しています。 福岡市南区松本池の近く。