ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

家族の大切さ

2010年06月02日 | こころの子育て
また、殺人事件。
しかも、福岡市内で相次いで。
東区の志賀の島で女性の変死体。
今日は、16歳の高校生が
城南区のマンションで殺されてしまった。

人殺しをなくしたい。

私は、カウンセリングを通して、
人を殺したい気持ちをなくしていく。
育った環境の中で、抱いた気持ちを解消する方法。

だから、生まれ育った家族との関係、
どのように関わったかを扱う。

生きるということは
人と人の繋がりを通してのみ
叶えられる。

クライアントが不登校、
心因性視力低下、
円形脱毛だとしても、

その人を取り巻く環境としての家族との
相互作用から捉える。


50年くらい前、
私が生まれた1960年代は、
患者やクライアントが
精神科医やセラピストに抱く転移感情
(=かつて親に抱いていた深い感情)
を利用して治療していた。


その頃、考えられた家族システム論は、
家族全員を治療の一単位として
面談するもの。
その当時の常識からは
逸脱する暴挙だった。

今や、家族システム論、
家族ホメオスターシス
という概念は、当たり前。

だから、お母さんがカウンセリングに来られて
こどもが変わることもある。

こどもが来て
お母さんが
お父さんが
おばちゃんが
変わることがある。

家族の在り方が
いかに重要か、

そして、人は一人で生きて行けないことを
思い知らされる。
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