ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

関わる

2013年04月08日 | カウンセリング
「人と関わりたくない症候群」
増えたと感じます。



元々、人と関わるのが好きな私も、
確実に人との関わりは、減っていると思います。

例えば、田舎に住んでいた時は、
ガソリンスタンドでも顔見知りが出来て、会話を交わしていましたが、
福岡ではセルフで、いつものスタンドながら、
いつも一人、黙々と作業します。
また、飛行機やホテルの宿泊の予約もインターネットで
JRの切符も窓口に行かず、券売機やSuicaなどのプリペイドカードで済ませることも多いです。
道が分からない時や分からないことがあれば、
人に聞くより、まず、携帯やパソコンを使い、インターネットで調べます。

主婦の中にも、
徒歩圏内の近所のスーパーマーケットに行くと、
知人に会うのが煩わしいからと
わざわざ車で、遠くのスーパーに行く人もいらっしゃると聞きます。
また、ある人は、エレベーターで、人が乗って来そうな時は、
慌てて「閉める」のボタンを押してしまうとか…
トイレもなるべく、知り合いと鉢合わない階まで、足を伸ばすそう…

挙げればキリがない程、
また都会ほどそんなエピソードが多い気もします。

だから、都会育ちの女性が田舎に嫁いだ時に
近所の人の干渉に耐えられないで
離婚なんてことにもなってしまうこももある。

はて、私たちは、生まれつき、人との関わりが煩わしいのだろうか?
否…
人は、生まれつき「ママ、大好き~」と関わりを求め、
それを暖かく受け止めてもらい、
人との関わりが、心地いいと感じたら
それ程までに、人との関わりを避けることは、あり得ない。
現代社会の病理とも言える。

写真は、カウンセリングルーム近くの人参公園のチューリップ。
公園の名前の由来は、
昔、この辺りは、人参畑だったからと聞きました。

この博多駅のすぐ近くも昔は、人がどっぷり関わり合っていたのでしょうね。



コメント (5)
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