ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

育てるとは

2013年07月29日 | こころの子育て

スウェーデンには、ロビンソンクルーソーの冒険に出てくるような
木の上のお家、ならぬ、ホテルがあるそうな…
子どもが小さい頃だと喜んだかなあ…。

さて、子育てに自信のない親が増えているというとデータがあります。

子育てするにあたって、どんなことを目指せば良いのでしょうか?

私は、学校で数学の難しい公式は、習いましたが、
子育てのやり方や子育ての目指す所について、習ったことがありません。

2003年 イギリス で
緑書「すべての子どものために(Every child matters)」
が発表され
2004年の児童法の実現目標として達成すべき
「5つの成果」が柱として挙げらています。

私たち親が、子どもに何をしてあげるべきかの道しるべになると思います。


(1) 健康であること(Be Healthy)
心身ともに健康な生活を楽しむこと

(2) 安全に暮らせること(Stay Safe)
危害や放置から守られること

(3) 生きる力を身に付け、楽しむこと(Enjoy and Achieve)
生活の様々な場面を楽しみ、
大人としての生活に必要なスキルを高める事

(4) 社会の一員として生きていけること(Make Positive Contribution)
地域や社会に属し、許されない行動を行わない事

(5) 経済的に困らない生活ができること(Achieve Economic Well-being)
人生の楽しみを実現する事を
経済的不利によって妨げられない事

例えば、二番の守られること
とは、学校でいじめにあって辛い思いをしている我が子には、
「負けるな」
「なんで、言い返さないの!」
「本当にイジメなの?!」
ではなく

「辛いね。」
「お母さん、お父さん(先生)が絶対守る。」
「あなたは、悪くない。」
「よく打ち明けてくれたね。」
と、共感し、絶対的に味方し、守ることを伝えることが、何より大切です。

たとえ、休ませても、守ってあげてください。
こんな時こそ、家が逃げ場所になります。
万が一、子どもさんがイジメられてしまった時、
親や先生など周りの大人がどうするか知っておくことが大事です。

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