今日から五島です。
飛行機に乗ったら、25日クリスマスプレゼントをいただきました(^_^)
飛行機のキャンディ付き
さて、子どもの反抗は、親にとっては嫌ですね。
お母さんが怒る言葉や態度を知ってて、怒らせるようなことを言うし、する。
特に、小学校高学年から中学生くらいに現れる第二反抗期は、大変です。
第二反抗期は、心理的離乳とも呼ばれます。
最近は、親に反抗できず、先生にだけ反抗する子ども多いとか…。
対応について書いてみます。
心理的離乳とは、思春期および青年期において生じる、家族からの精神的分離、自立を示す概念です。
思春期および青年期には、生理的・身体的成熟に伴い、それまで親に依存して生活していた子どもが、家族からの自立を試みるようになります。
一人前の人間として対等に扱われることを求めるようになるのです。
しかしその一方で、いまだ心理的には未熟な状態です。
そのため、親離れは子どもの不安をかき立て、情緒的混乱を引き起こします。
心理的離乳を表す行動は、保護、干渉しようとする親に対する自己主張や反抗として現れます。
この心理的離乳が現れる時期は、いわゆる第二反抗期に当たるとされています。
もし、この危機を乗り越えず、親に依存し続けると、今度は成人として一人前になることが難しくなります。
親子が危機と向き合い、乗り越えようとすることは、互いの理解を深めることに繋がります。
単なる反抗として捉えるのではなく、親子が支え合って存在していることを互いが認識し、受容していく過程こそが心理的離乳です。
ところが、親に反抗できず、先生だけに反抗する子どももいるようです。
反抗出来る相手であることは、子どもにとって、大切な存在だということです。
第二反抗期は、大人への脱皮の時期です。子どもは、大人として自立したい自分と、
まだ、大人として自立できない未熟な自分との葛藤を抱え、情緒的な不安定感を募らせていきます。
そして、大人として自立しようという気持ちの高まり、冷静に大人として考えたり、判断したりできるように発達するにつれ、変化が訪れるのです。
つまり、反抗は、発達の現れでもあります。
それまで親や先生に何となく従ってきた子どもが、矛盾を感じる親や先生の言葉や態度に対して、自分自身の中にある情緒的不安感も手伝って強く反発するようになり、親や先生との交流よりも同じような矛盾や葛藤を抱える同年代の友人との交流が心地よくなります。
この葛藤を乗り越え、子どもは大人へと成長を遂げて行きます。
親や先生は、この時期、子どもの反抗を大人への成長の好ましいステップと受け入れることが大切です。
また、子どもが社会的または道徳的に間違ったことをやろうとしている時には本気でぶつかることも大切です。
そして、親や先生の言うことに何でも反抗し、時には親や先生を否定し軽蔑しようとする子どもの言動を、一段高いところから包み込むようなおおらかな気持ちで見守る姿勢を保っていくことが出来るよう親や先生自身が成長することが重要になります。