ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

子どもに挫折を

2014年05月16日 | こころの子育て
サッカー 中村憲吾選手が
ザックジャパン日本代表からもれました。
四年間がんばって33歳ブラジルのワールドカップは、集大成と思っていたことでしょう。

挫折
失敗
つまずき

私たちにとって挫折は、辛いけど、とても貴重な体験だと、私は思います。

部活で三年間頑張った子どもを選手にしろと学校に電話する保護者がいるそうです。

どうでしょう?

子どもが挫折することは、実は有難いことです。
挫折して、また努力する。
失敗して、2度と失敗しないようにどうすれば良いかを考える。

挫折してこそ、
失敗してこそ、
人は成長する。

挫折を知らず、何もかも上手く行ってしまったら、
いつまでも幼児万能感を持ち、
自己愛的になって、
相手の気持ちを考えられない嫌な人間になってしまい兼ねません。

あらゆる困難を排除していく除雪車の親にならないように
子どもに失敗や挫折を経験させてあげる親になりましょう。

中村憲吾選手のBlogより

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こんばんは。

みなさんご存知の通り、今回、ブラジルワールドカップで戦う日本代表23名から落選しました。

落選から1日経ち、いろんなことを考えました。当たり前のことですが、やっぱり自分にとってブラジルW杯というのはとてつもなく大きなウェイトを占めていたものだったみたいです。

昨日は朝4時まで眠れませんでした。

この4年、ここに入るためにいろいろと頑張ってきたんだなって。
そこに入れない、行けないって決まった時のあの喪失感は一生忘れられないと思います。

なので、これは怒られてしまうかもしれませんが、本当に一瞬、一瞬ですがどうでもよくなりました。ACLもリーグ戦も何もかも。

ただ、どんなに最高な日でも、どんなに最悪な日でも、必ず次の朝は来るわけで。
練習があったり、試合があったり、奥さんと話したり、子どもたちと話したりと日常に触れていきながら少しずつこの事実を消化していけるのかなと今は思っています。

たくさんの皆さんが、こんな俺の落選を悲しんでくれて、話題にしてくれたこと周りから聞きました。
J2から始まったプロサッカー人生、あれから12年経ち今年で34歳になるサッカー選手がここまで期待されたこと。サッカー選手してこれほど嬉しいことはありません。
改めて、その期待に感謝するのと同時に、その期待に応えられなかったことが本当に悔しいです。


今日、ACLの公式練習でボールを蹴ったら、その瞬間は落選したことを忘れていました。
ああ、サッカーって楽しいなって。サッカーって凄いなって。
だから、ボールがあれば、サッカーがあれば俺は前を向いていけると思っています。
今まで辿ってきた道は間違っていなかったと思うし、今までやってきたことに悔いは一切ないので。
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写真は、博多駅前のカウンセリングルームの近く、道路沿いに毎年咲く薔薇。


コメント (3)
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