ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

相手を理解する方法

2014年10月10日 | こころ
今日は、秋空の下、長崎に来ています。元気に仕事が出来ることに感謝❗️

さて、
「旦那が理解できません。」
「子どもが理解できません。」
「親が理解できません。」
「恋人が理解できません。」

人を理解することは、私たちの一生の課題と言っても過言ではないと思います。

そして、自分を理解することも…。

もし、あなたが相手を理解したいと望むのなら、
テレビを消し
パソコンを消し
スマホを離して

相手の話に「耳を傾けて」みましょう。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
松木邦裕先生は、「耳を傾けることは、ひとを読むこと」とし
7つの聴き方を本に書かれていますので
ご紹介します。

①語られている内容に耳を傾ける

②語られているその話し方に耳を傾ける

③語られている話の形式や形態に耳を傾ける

④語られている言葉の思考水準に耳を傾ける

⑤語られていることの含む無意識のコンテクスト(文脈)に耳を傾ける

⑥自分の中の声に耳を傾ける

⑦第三の声に耳を傾ける

松木邦裕著
「私設対象関係論的心理療法入門」
誠信書房より引用

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
例えば、子どもの反抗期。
恋人とのいさかい。
職場や仕事でのトラブル。

「あなたは自分のことばかりで、私の気持ちなんか、わかってくれてない!」
と、言われた時。

あなたが母親、もしくは、父親、恋人、上司、部下、同僚、取引先ならば

・どう感じ
・どう考え
・どう反応、行動する
でしょうか?

「耳を傾け、他者を理解しよう」
と、する時
私たちは、自分に向き合わされる。
自分の中の「何か」が反応する。

「私ってダメだなあ」
「なんだコイツ!」
「誰も私を理解してくれない」
「お前こそ、迷惑かけやがって」
「こっちが正しい」
「勝手にやれば…」
「お前のせいで上手くいかない」
「私が悪いからこうなった」

混乱する。
間違いを認めない。
不信感を持つ。
出来ない自分をダメだと思う。
すねる。
激怒する。
投げ出す。
気を遣い過ぎる。
感情的になる。
現実に目が向かなくなる。
必要とされてないと思い落ち込む。
など、など。

自分の中の声、反応に耳を傾け、
相手の気持ちを察する、理解する。

相手の気持ちを理解しようとすることは、自分に向き合うことであり、
自分を理解するために
自分が内的変化していくこと。

人を理解することは、ある意味、葛藤や苦痛を伴うものなのかもしれません。



コメント
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