ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

コロナショック・サバイバル日本経済復興計画

2020年06月11日 | 勉強会





「コロナショック・サバイバル日本経済復興計画」富山和彦著
文芸春秋刊

企業は、個人は、どう生き残るべきか。
史上最大の経済恐慌を、必死で回避せよ。

まずはこの修羅場を戦い抜き。ただし未来を想像しながら

と帯にあります。

全部和彦さんと言う方はJALの再建に携わった方で

今回の新型コロナウィルスによるパンデミック(世界的大流行)、少なくとも数ヶ月、場合によっては年単位で世界経済は生産と消費の両方を大幅に抑制せざるをえない情勢、
まさに破壊的危機と予言している。

つまり経済は元には戻らないと書いている。

実際、今回のコロナショックでも
JALに代わってわが国の国際線のトップエアラインになったANAが
月間1000億円レベルの原子金龍室にさらされ、
日本政策投資銀行から急遽3000億円を借り入れるというニュースが先日流れていた。

コロナショックの危機を生き残るためには、日本企業が会社の組織能力を根こそぎ変換することが必要だと書いてある。

組織も人間も習慣の生き物である。何か大きなきっかけ、強烈な体験に遭遇しないと、本質的な改革を指導するのは難しいと。


富山さんは、

大きな危機は必ず終わる。そして大きな危機は新しい時代の幕開け、新たなビジネスチャンスが生まれる時代の始まりでもある


「両利きの経営」(スタンフォード大学C・オライリー教授とハーバード大学M・エ タッシュマン教授の共著、東洋経済新報社刊)でも強調されているが、
今や世界中の古くて大きな会社群がデジタルトランスフォーメーションの大波に対応するために
問われているのはトップリーダーから現場に至るまでの組織能力の抜本的な進化と強化だ。

と書いている。


私もこの2カ月間、中止になった講演の代わりにYouTubeを配信し

対面で面談できなくなった代わりにオンラインでカウンセリングを実施し

集まって講義できなくなったカウンセリングの講座の代わりにオンライン授業をするようになった。


デジタルトランスフォーメーション(DX)に立ち向かう本質的な解は
コーポレートトランスフォーメーション(CX)企業の大変容、と…。

企業も
個人も
大変容を求められる時代になってしまった。

コメント
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