南の島サモアの酋長がヨーロッパを旅しはじめて文明国で感じたことをまとめた本があります。
「パパラギ」エーリッヒ・ショイルマン編集、立風書房。
「パパラギ」とは、文明国と言われる国の人たちのことです。
「パパラギの住むところ」にこんな記述がある。
「それぞれの家族は、壁一枚を隔てて隣り合っているのに、ほかの家のことは何も知らない。(中略)彼らはほとんどお互いの名も知らず、入口であったとしても、いやいや頭を下げるか、怒った虫のような低いうなり声をかわすだけだ。一緒に住んでいることが、よほどおもしろくないらしい。」1915年、約90年前の記録だ。
2008年、今の日本はどうだろう?
「パパラギ」エーリッヒ・ショイルマン編集、立風書房。
「パパラギ」とは、文明国と言われる国の人たちのことです。
「パパラギの住むところ」にこんな記述がある。
「それぞれの家族は、壁一枚を隔てて隣り合っているのに、ほかの家のことは何も知らない。(中略)彼らはほとんどお互いの名も知らず、入口であったとしても、いやいや頭を下げるか、怒った虫のような低いうなり声をかわすだけだ。一緒に住んでいることが、よほどおもしろくないらしい。」1915年、約90年前の記録だ。
2008年、今の日本はどうだろう?