五稜箸は最終仕上げの段階に入りました。

生漆を刷毛摺りして綿布でしっかり拭き取り漆風呂で乾かす、この作業を3回程繰り返すと、木地の漆の吸い込みはほとんど無くなります。
その段階で次は、刷毛摺りした漆を、モスリンの布で拭くことにより、やや厚めに残します。そのため、箸の握る部分と先の部分とを交互に作業します。
普通拭漆には生漆を使うのですが、今回ここからは生漆ではなく、先日黒めた素グロメ漆を使うことにしました。
午前中、握る部分の摺りをして拭き取り、発泡スチロールの板に立てて漆風呂で乾かしました。

夕方までにはほぼ乾いたので、今度は先の部分に摺りをしてモスリンで拭きました。
この時箸の先端はあまり拭き取らず、厚めに残るようにしました。
塗ったところが触れないように手板に乗せて漆風呂に入れて乾かします。
これを3回ほど繰り返せば完成です。

生漆を刷毛摺りして綿布でしっかり拭き取り漆風呂で乾かす、この作業を3回程繰り返すと、木地の漆の吸い込みはほとんど無くなります。
その段階で次は、刷毛摺りした漆を、モスリンの布で拭くことにより、やや厚めに残します。そのため、箸の握る部分と先の部分とを交互に作業します。
普通拭漆には生漆を使うのですが、今回ここからは生漆ではなく、先日黒めた素グロメ漆を使うことにしました。
午前中、握る部分の摺りをして拭き取り、発泡スチロールの板に立てて漆風呂で乾かしました。

夕方までにはほぼ乾いたので、今度は先の部分に摺りをしてモスリンで拭きました。
この時箸の先端はあまり拭き取らず、厚めに残るようにしました。
塗ったところが触れないように手板に乗せて漆風呂に入れて乾かします。
これを3回ほど繰り返せば完成です。