鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

今日の地区別会議

2013年12月03日 18時06分42秒 | Weblog
合川地区の地区別検討会議に途中から入ったのですが、話し合いに熱が入っていました。
聞いている中では、海岸線地区の人がこちらの地域に住みかえてもらってはどうかという話や、公共交通、病院なども含めた総合支所はどうかなどの意見が聞こえてきます。モータースポーツのまちと言っているが地域があってこそではないか。魔の三角地点と言うが、鈴鹿、亀山、津の3つのまちに囲まれ、中勢バイパスなどが整えば住みやすい地域ではないか。などの話が耳に入ってきました。

基本的には開発の方向性の話が中心で、地域課題について別視点の話は出にくいようにように感じました。何度も書くようですが、財政状況や予測、公共施設・インフラの維持更新、人口減少などについての考えをふまえて、もう一度各地で話を行うことが必要ではないかと感じます。また、各地で出た意見をまとめた後、各地から出席してもらうなどの形で、意見を統合するためのワークショップを開くのもありではないかと思います。

以下発表を聞き取りでまとめたものです。

◆グループ1
地域としては取り組んでいるが行政が悪い。市街化について家が建つようにしてほしい。東部方面は工業団地や西部に住宅地はといっている。学校、出張所、警察、病院なども含めた南部地域の拠点施設を。いい道路計画はあるが、財政状況と言うことで進んでいない。東西の道路開発で海岸部からの避難と住みかえを。少子高齢化は首を突っ込みたくない話、南部と言うことで話を。


◆グループ2
少子高齢化に対し住んでもらうように農業地をどうするか、網をはずして宅地として利用できるようにすれば少子化の対応ができるのでは。バイパスを通すには土地の提供が必要だが、土地の提供にみあったメリットがない、降り口がないなど。深谷公園へのアクセスを良くして活用。ツインサーキットも活用してみては。
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鈴鹿の景観

2013年12月03日 12時01分44秒 | Weblog
鈴鹿市役所から北側を眺めた風景です。

この写真を見ると、外観が気になる建物がある方も多いのではないでしょうか。そこで、担当部署に鈴鹿市景観計画との関係はどうなっているのかを聞いたところ、景観計画のガイドラインで判断してOKだったということで、それに基づいて許可をしたということです。そこで今回の件についてもう少し話を聞いたところ、今後の課題として鈴鹿市景観審議会などでデザイン等のあり方も含め、どのように審議するかなどを検討することが話に上がっているということでした。
ですので、今回の件について是非をここで書くわけではありません。

以前、産業建設委員会の委員長として景観審議会委員に就任していた際に、議題としてコーポレートカラーのあり方が上がり、その際はマンセル値や面積比なども含めて議論していたこともありました。また、観光地などに行くと街並みの色合いに合わせてコンビニエンスストアなどが色を変えていたりすることもあるように、今後、鈴鹿市の景観のあり方と企業活動の関係についていろいろ協議することが出てくるだろうなと感じた覚えがあります。

訴訟まで発展した漫画家の方の住宅デザインの件など、景観のあり方について“私”と“公”の議論が避けられないところと思います。このような課題に対して“私 対 私”の立場で向かい合っても、一人でも多くの人にとって良い方向に向かうことは難しいと思います。やはり“公”の場で話し合い、合意形成を行って先に進むことが求められてくると思います。事例を積み重ねながらまちの見た目をみんなで議論して合意形成を行い、地区別の景観計画を策定するという動きがより大切になるのは間違いないところだと思います。
鈴鹿市景観計画には地区別景観計画策定についても書かれています。今後はそれに沿いながら各地で景観について話し合いをもたれることが、はじめの一歩ではないかと思います。



鈴鹿市景観計画
景観計画に基づく届出制度
鈴鹿市景観計画ガイドライン
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