昨日の一般質問を聞きながら考えたのは、不登校にどう向き合うかということです。鈴鹿市には適応指導教室として不登校対策に取り組む仕組みがあり、今定例会の議案にその仕組みを教育研究所から独立させるというものがあります。そのこと自体は悪いことではないと思います。しかし、だからこそ不登校のあり方を整理して考える必要があると思います。
学校に「行かなくなった子(上) ー 行けなくなった子(下)」を縦軸に、学校に「戻りたい子(左) ー 戻りたくない子(右)」を横軸にして考えると、不登校についての考え方を整理できると思います。
四角の中に縦軸と横軸をいれ、四角を4つに分けた状況を考えると、左上の四角は“ 行かなくなったけど、戻りたい子 ”、左下は“ 行けなくなったけど、戻りたい子 ”、右上は“ 行かなくなって、戻りたくない子 ”、右下は“ 行けなくなって、戻りたくない子 ”となります。
この4つの四角のうち、左側の2つの四角は適応指導教室で対応できるでしょうが、右側の四角の領域は右に行くほど難しくなるのではないかと思います。図で言うと、一番右の黄色の濃いところは、学校に戻ることを無理に考えるのではなく、違う方向を考えるほうが子どもにとってよいのではないかと思います。例えばフリースクールであったり、ネットを使った学習であったりなどが考えられるのですが、その場合、NPOなどの民間セクターの方々の存在が非常に重要になると思います。
鈴鹿市の課題として、今後この民間領域の方々とどう連携していくのか、もしくは育成して支援していくことがあると思います。適応指導教室の機能を発揮するためにも、不可欠な領域であることは間違いないと思います。
学校に「行かなくなった子(上) ー 行けなくなった子(下)」を縦軸に、学校に「戻りたい子(左) ー 戻りたくない子(右)」を横軸にして考えると、不登校についての考え方を整理できると思います。
四角の中に縦軸と横軸をいれ、四角を4つに分けた状況を考えると、左上の四角は“ 行かなくなったけど、戻りたい子 ”、左下は“ 行けなくなったけど、戻りたい子 ”、右上は“ 行かなくなって、戻りたくない子 ”、右下は“ 行けなくなって、戻りたくない子 ”となります。
この4つの四角のうち、左側の2つの四角は適応指導教室で対応できるでしょうが、右側の四角の領域は右に行くほど難しくなるのではないかと思います。図で言うと、一番右の黄色の濃いところは、学校に戻ることを無理に考えるのではなく、違う方向を考えるほうが子どもにとってよいのではないかと思います。例えばフリースクールであったり、ネットを使った学習であったりなどが考えられるのですが、その場合、NPOなどの民間セクターの方々の存在が非常に重要になると思います。
鈴鹿市の課題として、今後この民間領域の方々とどう連携していくのか、もしくは育成して支援していくことがあると思います。適応指導教室の機能を発揮するためにも、不可欠な領域であることは間違いないと思います。