います鈴鹿市議会では議会でのタブレット使用について、前向きに話が進んでいます。以前、全員協議会のその他事項で意見を出したのですが、そのときはまだまだという感じでした。
その後、別の議員の方が幹事として市議会の一日視察先に鳥羽市議会を提案、鳥羽市議会でタブレットがスケジュール管理や、どうしても出席できないときにカメラを活用した会議参加、議場での資料映写に活用されていることを、市議の方を交えた説明を受けました。そこから流れが変わり、現在の状況になっています。来年3月議会から試験的に使える議員から使うことになりそうです。
このような機器を使うことにはメリットとデメリットのどちらもありますが、今後を考えれば、議会として積極的に活用するほうがメリットの部分を、議会だけでなく市全体に対して広く応用できるようになると思います。
一番大きなメリットは、これまで紙ベースで配布されていた議案や様々な資料がデータで提供されるようになることでしょう。そうすれば紙資源の節約にもなりますが、それ以上にPDFなどのデータ形式で議員に提供されるようになれば、ほぼ同時に市民の方にも議案と説明資料がデータで公開できるようになるということです。そのことの意義は、時間が経つほど大きくなるでしょう。委員会傍聴の際も議案と説明資料は必須と考えます。
データで公開されることの意義ですが実例を一つあげます。
今年度の予算審議の際はじめて、印刷された予算の事項別明細書が議会図書室に1セットだけ設置されました。事項別明細は見れば金額だけでなく、施策がどのような主旨かもわかるもので非常に有用な資料だったのですが、なにせ枚数も多く紙で持つことは合理的ではありませんでした。
■事項別明細の一例
そこで私は、データで公開できないかと市政情報課を通じて通常の情報公開の手続きをとり、事項別明細のPDFデータを手に入れました。情報公開としてはコピーで渡すという考えなのですが、印刷する前はどちらにせよデータですので、データで渡すことも差し支えないという解釈でCDに焼いてもらったという形です。
実際に手にすると、ひと通りパソコン画面で内容を確認し必要な分だけプリントアウトすればよいだけになりましたし、所属委員会以外の予算内容も詳しく知ることができるなど、審議の上でも非常に有用だと感じました。
■前出資料のうち1項目について
この事項別明細のデータを、市民の方々も同時に手にすることができるようになれば、議会の審議がより濃密になると思います。
ただ、データを見るためには機器が必要になります。それがタブレットなのかもしくはパソコンなのか、今後、使用方法から検討することが必要だと思います。個人的にはパソコンの方がいいと思うところですが、機器自体も変化が流動的な部分がありますから、自分としても考えどころです。Wi-Fi(ワイファイ)を使えるようにすれば、自由度がかなりあると思うのですが・・・。
タブレット等の導入メリットの別の視点として、機器が使えるようになると質疑や一般質問・委員会審議の際に資料をネットを使って検索できることや、議事のメモを取りやすくなることがあります。たとえば、鈴鹿市のホームページ上には多くの議事録などが公開されていますし、自分もそうですが他の議員の質問の際にWebサイトの紹介があったときにすぐに確認することができます。ただこの部分はデメリットにも近いところで、個人のモラルの問題とはいえ、関係のないサイトを閲覧することもできることが関係してきます。
いろいろなことを考えることが必要ですが、まずは使うことが重要で、使いながら整理していけばよいと思います。ともかく、鈴鹿市議会としてICTの活用に動き出したことは非常にうれしいことです。
その後、別の議員の方が幹事として市議会の一日視察先に鳥羽市議会を提案、鳥羽市議会でタブレットがスケジュール管理や、どうしても出席できないときにカメラを活用した会議参加、議場での資料映写に活用されていることを、市議の方を交えた説明を受けました。そこから流れが変わり、現在の状況になっています。来年3月議会から試験的に使える議員から使うことになりそうです。
このような機器を使うことにはメリットとデメリットのどちらもありますが、今後を考えれば、議会として積極的に活用するほうがメリットの部分を、議会だけでなく市全体に対して広く応用できるようになると思います。
一番大きなメリットは、これまで紙ベースで配布されていた議案や様々な資料がデータで提供されるようになることでしょう。そうすれば紙資源の節約にもなりますが、それ以上にPDFなどのデータ形式で議員に提供されるようになれば、ほぼ同時に市民の方にも議案と説明資料がデータで公開できるようになるということです。そのことの意義は、時間が経つほど大きくなるでしょう。委員会傍聴の際も議案と説明資料は必須と考えます。
データで公開されることの意義ですが実例を一つあげます。
今年度の予算審議の際はじめて、印刷された予算の事項別明細書が議会図書室に1セットだけ設置されました。事項別明細は見れば金額だけでなく、施策がどのような主旨かもわかるもので非常に有用な資料だったのですが、なにせ枚数も多く紙で持つことは合理的ではありませんでした。
■事項別明細の一例
そこで私は、データで公開できないかと市政情報課を通じて通常の情報公開の手続きをとり、事項別明細のPDFデータを手に入れました。情報公開としてはコピーで渡すという考えなのですが、印刷する前はどちらにせよデータですので、データで渡すことも差し支えないという解釈でCDに焼いてもらったという形です。
実際に手にすると、ひと通りパソコン画面で内容を確認し必要な分だけプリントアウトすればよいだけになりましたし、所属委員会以外の予算内容も詳しく知ることができるなど、審議の上でも非常に有用だと感じました。
■前出資料のうち1項目について
この事項別明細のデータを、市民の方々も同時に手にすることができるようになれば、議会の審議がより濃密になると思います。
ただ、データを見るためには機器が必要になります。それがタブレットなのかもしくはパソコンなのか、今後、使用方法から検討することが必要だと思います。個人的にはパソコンの方がいいと思うところですが、機器自体も変化が流動的な部分がありますから、自分としても考えどころです。Wi-Fi(ワイファイ)を使えるようにすれば、自由度がかなりあると思うのですが・・・。
タブレット等の導入メリットの別の視点として、機器が使えるようになると質疑や一般質問・委員会審議の際に資料をネットを使って検索できることや、議事のメモを取りやすくなることがあります。たとえば、鈴鹿市のホームページ上には多くの議事録などが公開されていますし、自分もそうですが他の議員の質問の際にWebサイトの紹介があったときにすぐに確認することができます。ただこの部分はデメリットにも近いところで、個人のモラルの問題とはいえ、関係のないサイトを閲覧することもできることが関係してきます。
いろいろなことを考えることが必要ですが、まずは使うことが重要で、使いながら整理していけばよいと思います。ともかく、鈴鹿市議会としてICTの活用に動き出したことは非常にうれしいことです。