◇若草の萌えるころ(1968年 フランス 98分)
原題 Tante Zita
監督 ロベール・アンリコ
出演 ジョアンナ・シムカス、カティーナ・パクシヌー、シュザンヌ・フロン
◇ジータ叔母さん
今からおもうと、当時、たった一夜の物語っていう設定は和洋を通じてよくあったような気がする。
実際、そういう設定はとっても好きだった。
なんで好きだったんだろうね。一夜の内に人生の分岐点っていうかいちばん大切な通過儀礼を体験して、それで新たな人生に旅立っていくっていう青春物にはなくてはならない設定のひとつだったんだろうか。この原題Tante Zitaつまりジータおばさんもそのひとつだ。大好きなおばさんの死に衝撃を受けてしまった女の子の一夜の夢物語というか。まあ、最初はそれほどでもないんだけど、徐々に幻想味が強くなっていって、やがて初夜となって大人になるわけなんだな。