☆96時間(2009年 フランス 93分)
原題 Taken
監督 ピエール・モレル
出演 リーアム・ニーソン、マギー・グレイス、ファムケ・ヤンセン
☆父親はこうでなければ
肌が合う合わないってのはあるもので、ぼくはリュック・ベッソンの作品はどうもいまひとつ肌が合わなかった。だから、ベッソンが絡んでると知って、彼の面白さがよくわからない僕としては観るまで眉を顰めてたんだけど、いや、どうしてどうして、おもしろかった。それも凄まじくおもしろかった。
娘のためなら命もいらない凄腕の元諜報員親父が冷静沈着に大奮迅という凄まじくも単純明快な筋立てながら、ていうか、ベッソンはいつでも単純明快か、ともかくもそれが今回は吉と出たとしかおもえないな。