◇放課後(1973)
知多東宝で宣材を配ってた。鮮明な記憶だ。
この作品の価値は世田谷線の動画かなあ。あとは当たり前のことながら昭和58年の風物がそのまんま観られるってことくらいかなあ。
それにしても、主人公はいったい誰なんだろうね。栗田ひろみはどうしても物足りないし、かといって地井武男と宮本信子の新婚家庭に喫茶店キャンディのママ宇津宮雅代が絡んだ4角関係っていってもなあ。
ただ、後半残り30分で栗田ひろみが地井武男の上着のポケットにCANDYのマッチを入れるところから宮本信子と喧嘩して、宇津宮雅代とセックスしてしまうまで+篠ひろ子と宇津宮雅代が喧嘩するまでが妙に上手い。
てなことを考えるだけの映画だったのかなあ。宣材をもらって、それをアルバムにまで貼って、いつか観られる日が来るのを愉しみにしてたんだけどなあ。50年待ったのになあ。
あ、井上陽水の楽曲と、星勝の編曲はGOOD!