金沢21世紀美術館で開催されている、ジャパン・アーキテクツ1945-2010へ出かけた。
戦後日本建築の集大成だ。それがドローイングと建築模型とで構成されているのは、面白い企画だ。模型は相当に色あせた台座に木を削ってつくったのか。模型自体が古色蒼然としているのが時間の長さを感じさせてくれる。現代に近づくとようやく見慣れた緻密な模型に変わってゆく。現代建築自体が、一つの歴史的意味を保有しつつある。
誰か現代建築の総括本でも書いてくれないかな。現代という時代もそんな時間の長さを持つようになった。
曇天で雪もなく冴えない金沢の街、2台の機材を持って行ったが数えるほどしか撮影していない。
金沢市
OLYMPUS E-M5,M.ZUIKO.DG9-14mm/F4-5.6
ISO200,焦点距離18mm,露出補正-1/3,f/11,1/320