さて昨日の仕事始め1日目は一気に疲れ10時間は寝ていた。今朝風呂に入りようやく立ち直って出勤した。なんだったんだろう。原因をさぐるのも面倒だ。
さて寒い古都の画像はもういいだろう。寒いのがいやだから沖縄へずらかったのに、帰って来たらなんと雪かよ。
だから沖縄・備瀬の集落を続けよう。集落の中は、ここが海の側にあることを忘れさせるぐらいに、びっしりとしたフク木の樹林帯で各住戸が覆われていることは前に書いた。夏の暑さと台風の風にもビクともしない心地よい空間である。そんなわけで近年来訪者も多く、古民家のレストランというよりは、村の食堂がある。多分沖縄料理だな。
沖縄料理も書いておかないと忘れそうだ。あの豚肉を骨ごと8時間ぐらい煮付けたのがテビチで、フーチャンプルや魚の唐揚げ(グルワン)、私の好きな酒の肴の豆腐よう、それぐらいまでは覚えたが・・・。満席の食堂を横目に、ありゃお鍋だぜ。まあわては、隣の美ら海水族館で食べようと思い通り過ぎた。これが甘かったと後で気づくのだが。
沖縄料理も亜熱帯でありながら、スパイスを使わずに、塩、醤油、鰹節を多用するので本土と味覚の関わりが強い。それにしても何でも揚げてしまう料理が多いが、これを食べないと夏の暑さは乗り越えられない。夏バテしたくなければ、食べる他ないという拷問のような独特の味の料理である。
沖縄そばも、てびちそばやソーキそばがどこにでもあり、小麦粉だけの乾麺に煮込んだ豚の塊がのっている。好き嫌いの前に、食べないと元気が出ないですよというのが沖縄料理だ。だから疲れていても食べると不思議に元気になる。次第に夏の暑さにほんろうされてスタミナのある物を食べざるをえず、やがて口になじんでくるのである。
沖縄のように暑さに耐えるにしろ、あるいは京都の寒さに耐えるにしろ、食というのは結構体調を管理する重要な要素だ。
沖縄県 備瀬
OLYMPUS E-M1,M.ZUIKO DG 9-18mm/F4.0-5.6
ISO200,焦点距離18mm,露出補正-1/3,f5.6,/80