Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

番外編237. 別世界の環境

2015年11月02日 | diving
 ナミスズメダイである。
 画像的に見ればストロボ光のためかピントが魚の目にあい、鱗もぶれているように見えるが実はこういう模様なのであり露出もあっているが、魚の輪郭がブレている。こちらも魚も動いているから、しゃあない。すれ違いざまの撮影である。岩陰に身をひそめてズッと待つことが出来ればよいのだが、私の場合は、タンクの酸素が持つのは35分、節約しても40分ぐらいかな。なかなかダイビングの撮影も難儀ではある。でも写された画像は別世界の環境である。
 さて今日は終日授業に追われた。その合間に雑用を片付け、それでもまだ雑用が残っている。メールで次から次へと雑用が来るのだけど、コンピュータが登場してきてから、集中して新しい事を考える時間がなくなったと思う。つまり私達の社会は、20世紀末から余り進化していないのではないかと思われる。変わったのは社会の仕組みだけ。創造力はむしろ退化しているのだろう。
 さて明日は久しぶりの休日。といって何するんだろうかと戸惑う。京都の街を撮影に行く。だがそれは、最近ダイビング画像で刺激されているためか、街歩きに好奇心が沸かない。つまり街が現代的で綺麗すぎるのだ。猥雑で混沌とした別世界の環境でないと、地上の風景を撮影しようとは思わない。
 そうだ、また沖縄行きの日程でも考えよう。沖縄の街には、まだ混沌とした街が残っていそうだ。

沖縄県慶良間諸島
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離9mm,露出補正0,f/4.3.1/40
コメント
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