Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

番外編239. リッチマン達

2015年11月05日 | diving
 ヤシャベラである。これだけ特徴があれば見分けやすいし、しかも夜叉とは意味ありげなネーミングで覚えやすい。
 さて今日は科研の書類の提出様式の変更をしなきゃ。事務に出向いたら「こちらで修正しておきます」、という珍しい返事。本当は自分で修正して確認したかったのですが、まあやってくれるので好意は無視できない。
 さて突然時間があり余った。プリウスで治部坂峠までゆくか。飯田街道にでたら、前後に車が全くいない。こりゃマイペースだな。私は制限速度+15kmオーバーで走っていた。
 長野県にはいり、ふと気がつくとバックミラーに点灯された四つのライトが静かに近寄ってくる。スーバーホワイトのBMWか。だが日本で見かける形態ではない。多分外国仕様なのだろう。当然あちらのほうがパワーがある。さてかわしますか。そしたら1.5mの間隔をきっちりあけて、ありがとうのサインをだして静かに去っていった。上品で余裕のある走り方だ。育ちのよいリッチマンなんだろう。
 しばらく走ると今度は、国産ワンボックスカーがあおってくる。制限速度+15km以上で走りたいのか。しゃあない、これもかわすか。そしたら横の間隔をあけずにすれすれで通り抜け、挨拶もせずに猛然と走り去った。こりゃ育ちの悪い平民か貧民だな。車を運転していると、どうも相手の育ちの違いがよくわかるようだ。
 しばらく過去に出会ったリッチマン達の顔を思い出していた。あの人達は、前向きだけどナイーブなところがあり、礼儀正しく万事に余裕がある。そして回りを実によく観察している。えてして国立大卒が多かった。勉強が好きだったんだろう。

沖縄県慶良間諸島
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離7mm,露出補正0,f/24.2.1/800
コメント
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