これは、ぶれるだろうな、そう思ってニコンF3HP+MD4のシャッターを切る。ファインダー上部のシャッター速度表示は大変見にくい、というよりは見えない。だから成りゆき、よさげなブレ方をしてくれる、ブレも表現の一つだ、負け惜しみか(笑)。
芝居の舞台のように漆黒の闇の中に民家が浮かび上がると意味ありげに見えてしまう。
ニコンF3HP+MD4、フイルムはアマゾンで898円/本が一番安いので10本まとめ買い、トライ-X+2増感、現像は写真弘社、という最適なフィルム機材のシステムができた。。このシステムで、デジタル機材と遜色なく写る。
ラボからフィルム現像が上がってきてフィルム粒子が見えるのがデジタルではできない事だし、見ていても飽きない画像をつくりだしてくれる。今年の冬の京都は、これかなぁー。それに標準レンズ・プラナーがある。ツァイスのレンズは、どれもシープだ。
レンズを1本だけにすると、撮影アングルを探してどこから撮ろうかとか、どのポジションから撮ろうかと工夫する。そこがクリエイティビティだ。ツァイス標準レンズ付ニコンF3HPは、奥行き11cmの隙間があれば入る。MD4付は重たいが、ブレ防止に役立っている。
そうなるとまたシステムフェチの病がぶり返してくる。フイルムだけというのは潔いけど、デジタルだって使うと考えるのが現実。ここはニコンDfが合理的だが、もっと軽くしたいとすれば、α6000のツァイス・ズームレンズ付きシステムか。この3万円の機材α6000が、ニコンF3中古ボディと同価格か・・・。古いモノを長く使うという意味ではエシカルなシステムというべきか。
さて、それでどこへゆくんだい?。悩ましいコロナ禍だ。
京都市伏見区
ニコンF3HP+MD4、Tri-X増感、CarlZeiss Distagon25mm/F2.8T*ZF
接写:α6600、E3.5-5.6/18-135mmOSS
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