Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

Fieldwork961.Manila Night Market, December 2024.

2025年02月13日 | field work

 京都は紅葉の最後だった。そんな冬の京都を後にして、私は、12月12日にPhilippineに来た。コパカバーナホテルに宿泊し、夜ホテルの裏のマーケットに出かけた。安いスポーツ用品を調達するために。破格に安いLAのポロシャツにラコステのパンツにアディダスのサンダルさ。もちろんコピーさ。でも着心地はよいではないか。そんな怪しい商品もあるストリートだけど、私には、夢でも見ているようなファンタジーと、偽物で飾られた露天をみていると愛おしい空気を感じていた。
 日本にいるときはスケジュールを見ながら、イケイケドンドンで決めちまったが、またあの喧噪と固有の臭いが蘇り鶏が鳴いている。きちまってから気がつくなんて暢気な話だが・・・。
 さらにナイトマーケットの徘徊だもん。京都の最高気温が7°のときにマニラは30°だ。それ自体違いすぎるけど、今年は底冷えする京都の気候から解放されたから幸せだというべきだろう。
 私達は、フィリピンといってもリゾートにゆくわけではないし、日本人など先ず見かけないパサイにいる。実をいうとガイドブックに記載されているエリアはLRTで数駅いった先だが、京都の一風堂のラーメンが1,500円の世界だ。ううん、日本より高い!。
 まあここへ来られるのは日本人観光客も含めてハイソサエティな人達なんでしょう。マニラは観光客が来るところは施設の設えも整備されていて、万事日本より価格が高く、しっかり外貨を稼ごうというフィリピンの魂胆なんだ。私達は平民以下だから普段着のマニラの世界にいる。
 私達がゆくのは、そんな観光地でもなくガイドブックにも載らない普段着のフィリピンであり、そんな平民のライフスタイルを映像で追いかけよう。

Fieldwork961.Manila Night Market, December 2024.
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