私は東海道新幹線は通勤電車と同じく全て自由席でよいと思う(のぞみが自由席を1両減らす報道があった)。なにしろホームに上がり、乗る列車の選択肢が増えるからだ。
他方で東北新幹線は停車パターンが複雑なうえに方向違いの列車を連結し自由席がない。それはかっての僻地に向かう4階建てディーゼル急行みたいで醜い。さらに金精様みたいなロングノーズ・デザインもいただけない。空力特性を考慮しても、そんなに鼻を伸ばす必要性はない。例えばイタリアの新幹線「イタロ」と比較すると東北新幹線のプロダクトデザインはダサい!。
今関西人が札幌へ行く時の陸路の経路検索をした。午後5時発陸地経由だと、京都-札幌間の所要時間が22時間。だって東京駅で乗り継げないから仙台まで夜行バスだって!。じゃあ朝発で全て鉄道だと11時間32分、料金は33,000円。それって飛行機の方が安い!。
つまり北海道新幹線沿線の街は、関西人にとっては飛行機がゆかなきゃグッバイ僻地である。だから新幹線整備よりは空港整備を支持したい。すくなくとも関西人にとって北海道新幹線はメリットをもたらさない。
新幹線は発地から500km以内が飛行機に勝てるフィジビリティだ。それを越えたら赤字。
1970年頃、貧乏学生にとって飛行機は高かったから、東京から北海道へ渡る選択肢は鉄道と青函連絡船だけ!。
その頃の時刻表をみれば、連絡船が足りなかったのである。だから鉄道とスムーズな接続をする連絡船は直ぐに予約満席となり、待ち時間の長い連絡船に人々が流れてくる。つまり、早く予約していた人が勝ち組、私のような貧乏学生はさんざん待たされた挙げ句、ようやく人々の隙間にはいりこんで乗れる始末だった。
真冬、雪が降りすさぶ青森駅の待合室は、いつも北海道往来の人々で混雑していた。長い時間(特急で上野-青森平均9時間)列車に乗車し、寒風と人混みの中で連絡船を待ちつづけ、ようやく連絡船に乗ったら最下等の絨毯敷きの大部屋で雑魚寝、4時間後、眠りについた頃にたたき起こされて函館で再び列車に乗換る。トロトロと走るディーゼル特急か下手すりゃ札幌まで各駅停車。いつ、つくやらの気分だった。
そして体力の消耗が激しく、眠く、寒く、頭は朦朧とし貧乏学生に選択肢はなかった。それが北海道連絡。いくら情緒があっても朦朧とした頭でみた風景だからね。おおっ、やだやだ!!!!。そんな経験を想像すると私は飛行機の一択なのです。
画像依拠:Wikpedia
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