Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

ZEISSの空気3. 静物でも・・・

2018年03月26日 | Kyoto city

 足指骨折で出歩けないからツァイスで静物でも撮ってみよう。結果はトマトの赤をだすためには+0.7の露出補正が必要だった。マクロレンズではないので、この辺りが近寄れる限界。まあ可もなく不可もなくおいしそうなレッドになったかな。どこがZEISSの空気だか(笑)。機材としては小さいのが取り柄。

 ただ思うにα6000は画素数2,430万画素と画素数が高すぎます。このくらいなら1200万画素の方が画像はより綺麗。実際フルサイズα7Sは1,220万画素。私のフルサイズEOS1Dsをはじめ、プロユースの機材は大体2000万画素止まりだから、それより小さなAPS-Cサイズの機材がフルサイズ機材を超えているわけでしょう。そのあたりもクレイジーな機材である所以かもしれません。だから画像は10年前に開発されたEOS1Dsの方が綺麗です。α6000のよいところは小さく軽いこと、そしてツァイスのレンズ(どんな写り方をするの、まだかわかりませんが)があること。

 画素数を多くすると画素ピッチが小さくなり光情報をとる能力が落ちます。にもかかわらず、えいやっ!、という感じで自家製撮影素子とプログラムにモノをいわせるあたりもクレイジーですね。iPhone6もSONY製撮影素子を使っていますが、それでも800万画素どまりではなかったかな。だから綺麗なのです。いまだに高画素数=高画質という間違った認識が社会的に多いのかもしれません。だから高画素、高画質なんていう間違ったプロモーションをみると俄然とします。そうした制約を飛び越えるのが裏面照射型センサー搭載のα7RⅡでしょう。

 まあクレイジーな機材にツァイスですから、どんなんかなぁーというのを探るのは楽しみです。最初は標準レンズ1本でと思っていたのですが確定申告の還付金があることもわかり、ニコンもなかなか出ないし、もし出なければDfにするだけだし、その合間にまあ一寸ツァイスを堪能してみようかと・・・。

 

SONYα6000,Vario-Tesser E 4/16-70 ZA OSS

ISO500,70mm,露出補正+1,f/5.6,1/125,スタンダードモード

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