Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE595.  M.ZUIKO ED75-300mmⅡ

2013年03月14日 | Photographic Equipment

 昨日、久しぶりに研究室へ出かけたら、朝から耐震工事の轟音。こちらは、一級建築士だから騒音には慣れているというのはやはり無理筋で、やはり建築騒音はすごいぜよ。これじゃ全く仕事にならん。そんなとき、発注しておいたオリンパスのレンズが届いた。


M.ZUIKO DIGITAL ED75-300mm F4.8-6.7 Ⅱ


 PENのレンズとしては1番大きいが、この焦点距離域では他社製品に比べれば、すこぶる小さいレンズだ。手元に置いてあったPENボディを付けて早速試写。試写というのはレンズのではなく、レンズのスタイリングの撮影に轟音の中を励んでいたわけだ。


 このレンズは、フルサイズ規格に換算すれば、150mm-600mmのズームレンズ該当する。さらにPENボディにはデジタルテレコンバータが内蔵されているので、焦点距離は2倍に伸びる。従って解像度は少し落ちるが300mm-1200mmの超望遠ズームにもなる。


 この小ささで1200mmでっせ。昔1000mmの大きく重いレフレックスレンズをニコンF4に付け三脚を使用しながらサーフアーを難儀して撮影していたことがあった。その当時の装備の重さを思い出すと、オリンパスの手持ちでもなんとかゆけそうだという、マイクロフォーサーズ化の恩恵を、このレンズは如実に感じさせてくれる。


 さて今日は、終日確定申告の書類作成に追われた。さあて、生命保険料控除証明書っと、封書をあけたら数年前のパンフレット!?、なんでこんなのが!!!!????、タラリーララ!!!!????・・・・結局京都の保険会社へ再度取りに行くことに。さらには書類は数値を書き間違え、横線だらけ。これじゃ書き直しだ。ついでに不明な計算方法もある。思うに確定申告説明書って法律文書の書き方と計算説明とを概念が混同されて書かれてある。マイナス値がでたらどう処理すりゃいいの?。処理方法が書いてないよなぁー。そんなていたらくと概念混同の出来の悪い説明書のおかげで、今日は京都-名古屋を2往復した。


 だが2往復したので、新ズームレンズの試写はたっぷりできたぞ。それにしても、この長焦点で何を撮影するの?。せいぜい野鳥、遠景の集落、・・・・グッと品位は落ちて隣のマンションの覗き見(ヒッチコックの映画を思いだす)、位か。


 あっあー、全くおバカな1日であった。明日は確定申告の締め切り日だよ。あしたはどうなるんだろう!?・・・やだやだねぇーっ。


 


2013年3月13日


OLYMPUS PEN E-PM2, LEICA DG ELEMARIT45mmF2.8, ISO12800,露出補正±0,f8,1/100

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE594. 冬の旅の終わりに

2013年03月13日 | Shinkansen commuting
 先週から、実家の93歳の母の葬儀があり、しばらく忌引きとしていた。さらに昨日は、入試の監督・採点と重要な仕事が立て続けにあり時間に追われた。これが終わると大学の仕事も一区切りである。
 それに今週は、まだ確定申告が残っている。ああっ、4月からの実習課題も未完成だ。学会へ投稿する論文もまだだ。そんなこんなをいいながら、早くも初七日か。公私ともに忙しい1週間。調度春休みで授業がなかったのが幸いした。
 別に冬にどこかへ旅に出たわけではないが、あの寒さが続く時間の長さが冬の旅のようでもあった。そんな 寒い冬にまじって、最近暖かい日が出現しはじめた。冬日と春日とか入れ替わりやってくるようだ。明日は、また寒い1日で。冬の旅の終わりになった。
 冬の旅の終わりに、と悠長なことを書いていたら、私の研究室がある建物は耐震工事の真っ盛り。朝から轟音が終日なりやまなかった。もちろん仕事どころではないよ。
 今日は、雪の日の車窓の画像をあげた。今となってはあの雪が少しばかりなつかしい。ただしすこぶる寒かったけど。12月に豪雪の盛岡、秋田に行きそびれたのが、少し惜しいと思う。

新幹線京都-米原,2013年3月7日
OLYMPUS PEN E-P3, LEICA DG ELEMARIT45mmF2.8, ISO200,露出補正−1/3,f9,1/1000
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE593. 霧

2013年03月08日 | Shinkansen commuting
 今日は、新幹線が京都から二つ目のトンネルを抜けた草津あたりでは、視界30mもない霧であった。では、霧を写そう。被写体がない霧は難しい。なにしろピントが合わない(笑)。新幹線は、霧の中をドンドンスピードを上げて行く。そんななかで撮影した今日の画像は、photoshopで調整した。このほうがコントラストがついて絵になるようだ。
 今日は、最近使用頻度が少なくなったE-P3を使った。オリンパスの技術進化が激しく、いまこの機種を使うと懐かしい位にもっさりとした連射モードだったのには笑える。それでいて水準器が使いやすいとか、この機種ならではの上品な使いよさがある。今では予備役であるが、私には欠かせない機材でもある。
 今年中には後継機種がでるので、買い替えどきかな。大学のデスクには、まだPEN E-P2が置いてある。この機種は、 E-PL1とコンビで小さく軽くて大変使いやすかった記憶がある。ボディ2台にレンズ3本持ち歩いても、苦にならない重さである。これは、大変重要なことだ。というのもC社やN社の機材でこのようなシステムにすると、重すぎて持ち歩けないことがあった。持ち歩けなければ、一体なんのための機材なのだろうかと思われた。それに今時撮影機材だけで取材できるとも思われない。
 デジタルPENも3年位の歴史しかないけれど、やはり進化の速度は速かった。よくぞという痛快な感じでもある。だから私の場合、最新機種で最軽量なE-PM2が活躍する機会が多い。やはり明日はこれにしよう。

新幹線京都-米原,2013年3月7日
OLYMPUS PEN E-P3, LEICA DG ELEMARIT45mmF2.8, ISO200,露出補正−1/3,f3.2,1/1000
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE592. 消去と選択

2013年03月07日 | Kyoto city
 昨日の車窓撮影では、朝霞が立ちボンヤリとした春の風景に近づいてきた。画像になるのは、彦根から関ヶ原を超えるあたりまでである。
 車窓撮影の時は機材の設定を、連写モードで、早いシャッター速度、ピントは画面の真ん中1焦点にセットしている。時折テレコンモードも試みる。
 米原で5分停車しているときに、撮影した面白くない画像の3/4位は消去する。からだ。その後自宅のPCで大きな画面で画像を確認して、さらに1/3位は捨てる。そうしてなんとかブログに使えそうな画像が残る。消去と選択の世界である。
 他方フィルムでは、とてもこのようにはゆかない。一瞬の風景に全神経を集中させる。結果としてそのほうが良いことはわかるが、デジタル的撮り方もあるだろう。
 選択と書いてもう一つあった。翌日の車窓撮影のために、どの機材を持って行こうかと考える時は、調度明日のファッションを考えているお姉様達にもにて、マイクロフォーサーズならではの楽しい一時である。最近OM-DとPEN E-PM2ばかり使用していたので、明日は、しばらく使っていなかったPEN E-P3を持って行こう。だから目下ボディを磨きながら試写すると、高感度の画像の荒さが目立つので、そろそろ第四世代に交代かな。それにPEN E-P1がズミクロン35mmの専用ボディになってしまった。これもどこかで使いたい。とまあ、PENは、いろいろとボディの使い分けのできるところが楽しい。
 さて、車窓撮影で朝のリフレッシュをしてから、大学で一日大いに仕事をしているわけである。

新幹線米原-岐阜羽島,2013年3月6日
OLYMPUS OM-D E-M5, LEICA DG ELEMARIT45mmF2.8, ISO200,露出補正−1/3,f8,1/640、デジタルテレコン×2
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE541. 冬眠

2013年03月06日 | field work
 今日は、朝起きたら京都では雪が舞っていた。坪庭に降る雪などは風情があってよい。
 だが新幹線に乗ったら案の定、米原付近で雪のため徐行ときた。結局雪は降りつつ名古屋迄25分遅れ。ついに冬か、早いぞ!、今年は。
 名古屋でタクシーに乗るも雪はまだ激しく降っている。関ヶ原から名古屋に向かって降り続いたようだ。昼頃ようやく雪が上がり晴れ間がのぞいたが、こんどは氷のように空気が冷たい。
 なんの予感だったか、実は私の研究室のエアコンのタイマーをセットしまちがえて、昨日の昼から暖房が入っていた。実はそれが正解であって、部屋は休日あけというのに、随分と暖まっていてくれた。これで今日は寒さをしのげた。
 寒いのも疲れる。もう今年はどこも出かけたくない。ひたすら部屋にとじこもっていたい。であれば、人間も冬は冬眠したらどうかい。暖かい布団にくるまり、必要最小限度の栄養摂取で春がくるまでひたすら寝て暮らす。こう書くと氷河期以来の冬が本当に到来して全国の街々が氷付けになり、冬眠を余儀なくされたり。それじゃ、映画か・・・。

佐渡国小木民俗博物館,2012年11月16日
OLYMPUS PEN E-PM2,M.ZUIKO DG9-18mm.F4.0-5.6,
ISO200,焦点距離9mm,露出補正-0.3,f5,1/125.リーニュクレール
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE590. 変わらない心地よさ

2013年03月05日 | Tokyo city
 変わる神楽坂があれば、変わらない神楽坂もある。今日の画像は、神楽坂の路地の奥にある居酒屋「伊勢藤」の面構えである。私が小学校の頃から、外観は全く変わっていない。中に入れば大きなカウンターの中に私の目線より低い位置に主が正座している。お酒と季節の肴がコースになっており、それでおしまいである。大声で話せば、主から注意される。それらも往事と変わらない。唯一変わったといえば、主が息子さんの代になったということぐらいか。
 変わらない心地よさというものがある。田舎の伝統を引き継ぐという意識が皆無な現代社会では、そんな継続的な美意識が最近随分少なくなった。まあ私は、陳腐な場当たり的デザインで、WEBなどでお薦めコメントなどがかかれた、現代のはやりの居酒屋・ビストロの類いなど、全く興味もないし、味もどうせ冷凍食品ばかりだし、そんな味覚のない東京人のお薦めのまがいものの店なんか全く信用もしていませんけどね。
 変わらない心地よさは、居酒屋ばかりではないだろう。私たちの暮らしの中にも、大いに必要な要素である。今はそれが見えなくなる位に、現代人の感性が麻痺しているわけだ。
 そういえば、このブログでも2008年8月6日に伊勢藤を取り上げていた。

新宿区神楽坂,2013年3月2日
OLYMPUS PEN E-PM2,M ZUIKO DG 12mm/F2.0
ISO4000,露出補正−1/3,f8,1/80.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE589. 路地の街・神楽坂

2013年03月04日 | Tokyo city
 週末は、母のお見舞いで、朝二番の新幹線(朝一番は混んでいるからね)で東京へ出かけていた。午後、夏目坂(夏目漱石が近くに住んでいた)の途中にある昔から行きつけのカイロプラクティックに出かけ身体をほぐしてもらった。随分体中がこっていた。どうりで仕事をする意欲も減退していたわけだ。帰りしなに神楽坂を抜けて、実家に戻った。
 近年の路地の街神楽坂は、テレビの舞台になり、大いに東京人の話題となり、ビルも増え、やたらに新しいお店が一気に数多く進出し、ビジータも増え随分街自体が変わった。
 そうやってビジターが増えるたびに、実は路地にも今風のお店が進出し、昔の静かなたたずまいは失われて行くというのは大変皮肉である。それでも、まだ路地の街・神楽坂の風情は残っている。それにしても神楽坂は、高級から安いところまで含めて、何故か焼き肉屋がおおいのよね。鮒中があるからかな。
 さて実家のお店で時間をつぶし、夕方これまたビジターがまず行かない路地の居酒屋・三州屋で、幼なじみと厚いマグロの刺身や焼き魚などで酒宴だった。
 幼なじみは、いつも線量計を持ち歩いている。福島原発後は、東京人もある程度の被爆をしたと彼は言っていた。「静岡位迄放射能は飛んだな。のりちゃんは京都にいてよかったよね」、私も、まあそうなんだろうと思っていた。
 東京神楽坂・・・路地、大勢のビジター、カップル、高いの安いのの焼き肉屋、放射能がばらまかれ、次はなんだ、地上げ屋にヤクザか・・・・まったく、騒々しいところが東京なんだな。

新宿区神楽坂,2013年3月2日
OLYMPUS PEN E-PM2,M ZUIKO DG 12mm/F2.0
ISO500,露出補正−1/3,f8,1/80.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近のドローイング43. 暢気な構想

2013年03月03日 | drawing
 今日も早出しのブログです。週末は実家の雑用で東京暮らしなので、調度良いか。少し東京の街もあるきたいと思ったら、朝一番の新幹線、やれやれだ。まあたっぷり東京を歩けるのでそれも良いか。
 さて台湾、ベトナム、カンボジア、タイ、インドネシア、フィリピン、スリランカと書くとどういう共通性があるか。答えは、今後日本が親密に関わりを持ったほうが良い国であると私は考える。別の言い方をすれば、これらの国とならば、一緒にパートナーとして誠実に仕事をしたいですねということだ。それに加えれば、インドとオーストラリアだろう。つまり中国と韓国はややこしいので、パスしたい。
 さて5月頃になるとアジア開発銀行のプロジェクト募集がある。今年はアジア開銀の総裁が日銀総裁に移動したので、どうなることやら。まあ、それは私のような下々にはあまり関係なく、またプロジェクトを考えなければ。また何年ぶりかで応募書類書くことで初夏は追われるのかな。とまあ、久しぶりに大きな夢を思いついた。もちろん募集にあたらなければ宝くじみたいなものですけどね。
 さて来週は、国際交流の担当者に我が大学と交流協定をしているアジアの大学を探してもらわなければ、などという暢気な構想を仕事の合間に今日はたてていた。

OLYMPUS OM-D E-M5, LEICA DG ELEMARIT45mmF2.8, ISO320,露出補正+1/3,f2.8,1/100
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近のドローイング42. 意志薄弱

2013年03月02日 | drawing
 今日も早出しのブログだ。昼間は、寒さをあまり感じない1日であった。明日も暖かそうである。だが明後日からはまた冷え込む予報が出ている。こんなことを繰り返しながら次第に春に近づいてゆく。明日からは3月である。
 また週末は、お見舞いで東京暮らしなのかもしれない。今度は湯島界隈、浅草も行きたい、帰りしなにはもう少し熱海をあるきたいなどと、まあ春が近いのか、ノースフェースのリュックを調達したからか、少し遠出したいという気分であると同時に、厳しい冬が終わる寂しさもある。
 こういう中途半端な気候というのは、なかなかやるせない気分だが、こういうときでないとできない仕事もある。といって今週は、入試をはじめとして雑用が多く、仕事も雑用でしばらく間を置くと、それ迄のことがわからなくなってくる。やはり来週からは一点集中してやるほかない。とっ、その前にお見舞いがてらの息抜きで東京へというわけだ。
 なんだか、意欲があるのかないのか、この時期の中途半端な気候に似て意志薄弱でもある。

OLYMPUS OM-D E-M5, LEICA DG ELEMARIT45mmF2.8, ISO1000,露出補正+1/3,f5.6,1/100
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近のドローイング41. 旅支度

2013年03月01日 | drawing
 3月になったからというわけではないが、またドローイング・シリーズを再開しよう。というのも先日たまっていたクロッキー帳を整理したら18冊ほどあった。いずれもこの3年以内に描いたものである。こういうシリーズの時は、ドローイングに没頭したいという意識のあらわれだ。
 だが、まだあと二つやりかけの仕事が残っている。大車輪で片付けて論文絶筆宣言をだしたいというのが、こういう時の気分だ。
 5年以上使用しサイドポケットがダラダラと伸びきったドイターのリュックの代替に、ノースフェースの29Lのリュックを調達した。少し大きめなのだが、これならばいつもの旅道具にPEN2台とレンズ3本、それにMac bookやスケッチブックなどが余裕で入る。これらをかついで長旅に出ようか。
 そこでどこへ行こうかとGoogleの地図を見ていたら、あれっ!、この地図は方位が記されていない。よく見ると上が真北ではない。相変わらずええかげんな地図だ。コンパスと照合できないではないか。
 とにかく撮影したり、ドローイングをしながら、一人旅の時間を楽しむというのは、考えただけでも面白そうだ。早速リュックに旅道具類を詰め込み、旅支度はできたと、行く先も決まらないのに一人苦笑い。
 さて、一日早いのだけどアップさせてしまおう。

OLYMPUS OM-D E-M5, LEICA DG ELEMARIT45mmF2.8, ISO1250,露出補正+1/3,f5.6,1/100
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする