Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

Fieldwork887.KYOTO,Cold Winter HD 720p

2024年03月16日 | field work

 学術論文を書き終えた。調査からカウントすると3年はかかった。執筆だけでも半年近くかかった。文章というよりも3DCGの制作に時間がかかった。そして遅い昼ご飯を食べてから街へ出た。そこは大寒の京都の風景だった。京都が一番寒い季節である。
 今日は広角ズームレンズで撮影した。手持ち撮影の時はブレが少なく (といって結構ブレているが)使いやすいレンズだ。
 散策に出たのには理由がある。昨日までの寒波の寒さで今日の体重が1.5kg以上増えていたからだ。たったそれだけで大きな事と世の人は笑うだろう。しかし私にとっては、ジムに通って熱心に体力をつけて標準体重に戻さなければ。それにデスクワークが続いたので、今日は3,000歩ぐらいは歩かなければと猛反省の1日だった。それに新しい機材に慣れたい。何しろジンバルをつかわずに動いて撮ろうというわけだから練習が必要になる。今日はたったそれだけの理由で映像を制作した。
 明日から節分の行事が始まり出す。その前日は伝統行事が何もない。今日は端境日だ。
 節分行事は、京都の夏の行事と同じぐらい町中で盛大におこなわれている。だから見に行く価値はあるけど、私はこれまで散々見たので、今年はパスしたい。もちろん映像に撮影出来れば面白いけど意欲がない。節分は、このブログでも過去に散々取り上げたので、今年は無視しようと思う。
 いつも清水寺で外国人ビジターを撮るのには理由がある。それはカットをつなげるため。清水から見下ろした街の風景を撮っていると着物姿が写る、着物姿が街を歩いて行く、という具合に着物姿で各カットを繋ぎながら京都の風景を収めてゆく。次は映像時間を短くすることを勉強しよう。2分以内が目標。
 撮影をしていたら、鴨川対岸の一群の建築郡の塊が島に浮かぶ街のように見えた。余計なものが見えなかったからだろう。

Fieldwork887.KYOTO,Cold Winter HD 720p
SONY FX30,E10-18mm/F4.0 OSS
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Fieldwork886. KYOTO,Cold wave hits HD 720p

2024年03月15日 | field work

 日本の上空の空気は-40℃の寒気団がやってきた。今年最大の寒波だ。寒さに慣れるために敢えて散歩に出た。だがやはり寒い!。寒い外で撮影しているとレンズは赤い要素に向かう。寒いときの成行だ。
 もっと寒いフィールドワークに出かけられるために、敢えて散歩に出た。ユニクロの超極暖のシャツを着込んで。しかしそれでも空気は冷たい。寒さに弱くなったのか。これじゃフィールドに出かけられないではないか!。寒さの箇所を探していた。足下だ。フィールドではブーツだから防寒になるだろう。次は頭だ。帽子が必須だ。というのも人間の体温の7割は頭から逃げてゆくということを、ダイビングの先生から教わった。
 新しい機材になれるという目的がなければ、寒波が来ている街へ出かけなかっただろう。なにしろ映像では画像は勝手に撮れるので、それよりも機材の持ち方に慣れるといった物理的訓練が必要だ。今回は手持ち撮影に徹する。それでもブレている。余り望ましいことではないが編集でブレを軽減した。ここは訓練を積み重ねるしかない。
 撮影を終えるとマクドナルドに飛び込んで珈琲のカップで手を温める。京都も、本気で寒くなってきた。北の方では雪が降っている。ただし街のなかは寒いだけ。よくて風花が舞う程度だ。

Fieldwork882. KYOTO,Cold wave hits HD 720p
SONY FX30,EPZ18-105mm/F4.0G OSS
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Fieldwork885.KYOTO, 「一服の春」 HD 720p

2024年03月14日 | field work

 一服の春 1月の大寒の間に暖かい日が現れる現象を「一服の春」と呼ぶ。
 それは厳しい寒さのなかで、春めいた温暖な日がやってきた。ChatGPTは、そのように説明したくれた。しかし使われている実例がない。春の一服は別の意味であるが、それをひっくり返したこんな言葉はないようだ。まあいいか・・・。
 昨日は終日雨で寒い一日だった。今日は気温は暖かいという予報だが、雨または曇りの天気予報である。しかし午後から少しだけ青空がのぞきだした。こういうときこそ自然が変化する様子がうかがえる撮影チャンスだ。それに一日中Macの前で仕事に忙殺されていたから、やはり健康のためにも外を歩こう。撮影機材をもって出かけた。やはりドラスティックな空だった。あとは着物姿のビジターでも撮ってビデオにしよう。
 まだ使い慣れない機材に手こずりながら、日曜日の夕方の散歩だった。

Fieldwork885.KYOTO, BREAK IN WINTER HD 720p
SONY FX30,EPZ18-105mm/F4.0G OSS
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fieldwork884.Kyoto, bitter cold, from Miyagawachou to Gion HD 720p

2024年03月13日 | field work

 昨年大晦日の撮影中に機材をジンバルから2度も石塀小路の石畳に落とした。夜だったからロックが固定されたのがわからなかった。モニターとホディの傷が痛々しい。液晶モニターはAFとリンクされているので、ここが壊れるとピントは合わない。大阪のSONYストアへ修理、遠い!。
 調度SONYFX30がお正月バーゲン価格だったので調達の潮時・・・。FX30は、SONYではハイディカム同様ビデオカメラのカテゴリーだが、レンズは一眼レフシステムが流用できる。
 そして1月16日の京都の夕方の気温は零度。仕事の3DCGも、1枚のレンダリングに1時間はかかる。ならば撮影に出かけつつ映像編集しながらレンダリングを進めようち考えた。
 最初に機材の設定もしないで撮影に出かけたら、さっさとバッテリー切れを起こし肝心のえびす神社の正月行事は放棄せざるを得なかった。
 そこで機材設定を勉強し、17箇所のボタン類の設定をおこない、映像出来る最初のステップにたどりついた。そうしてこの機材の特徴や癖を把握中。前の機種程度には撮影したいが、ジンバル無しが難問。ここをクリアーすればジンバル不用になるが、そうはゆかないだろう。
 機材にマイクハンドルをつけたのは正解であり、今後バッテリーや大きなモニターなどが必要となる場合があるかもしれないから拡張性はキープしておきたい。
 さすがに映像専用機材だけあって必要な機能が充実している。そしてバッテリーの消耗が早いから稼働時間を2分に設定した。もちろん予備バッテリーがα6600と同じというのがありがたい。
 違うのはSONY特製CFカード。それもすこぶる高く2月に値上げ情報もある。オオッ、暴利だけど160GBを調達しておいた。
 画像は、裏面照射型イメージセンサーだから撮影素子が大きく色は綺麗。adobe Premiere Proをインストール済みだから、今後logの編集方法を勉強せねば。
 そんな風に勉強することが多いが、せめて前の機種なみに自由に振り回せたらと思う。時間がかかる3DCGレンダリングの最中に、映像の勉強をするのが調度よい。

fieldwork884.Kyoto, bitter cold, from Miyagawachou to Gion HD 720p
SONY FX30,EPZ18-105mm/F4.0G OSS

左のα6600は液晶モニター破損。レンズマウント部が外れかけている。撮影出来るがやはり修理だろう。メイン機材が壊れると心は悲しいモノがある。
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Fieldwork883.Bitterly cold Kyoto HD 720p

2024年03月12日 | field work

 京都は、1月10日から2月3日の節分の間が一番寒い。今年の気温は、朝晩零下、昼間は10℃近くある。昨年と比較すれば昼間だけ暖冬というイレギュラーな気候である。もちろん厳冬である事に変わりはない。
 そんな一番寒いときに七福神巡を勧めるというよくわからない京都の行事。新春にお参りをすると、より大きなご利益があるというわけだ。
 都七福神は以下を回る。
・商売繁盛「ゑびす神」…京都ゑびす神社・・・祇園
だからゆきやすいか。
・開運招福「大黒天」…松ヶ崎大黒天(妙円寺)・・・北山かよ!!
・七福即生「毘沙門天」…東寺・・・京都駅の近くだけど!!
・福徳自在「弁財天」…六波羅蜜寺・・・ゑびす神社と抱き合わせにできる!
・延寿福楽「福禄寿神」…赤山禅院・・・修学院離宮の近くだから山の中!
・不老長寿「寿老神」…革堂(行願寺)・・・丸太町から歩くな!
・諸縁吉祥「布袋尊」…萬福寺の7カ所・・・次の駅は宇治だよ!、遠いぜ!!
 つまり最北の赤山禅院から最南の萬福寺まで京都を縦割りにゆくというコースだ。ご利益があっても寒いからパスしたい。
 そうなると大阪の七福神巡りは歩いて回れるほどに隣接し、綺麗なイラストに御朱印をもらうというのが、よさげだ。というので過去に妹と友達と3人で大阪七福神めぐりをした。4カ所まで回ったところで妹が財布を落としたと騒ぎ出した。寒いから私は傍観。落とさなくてもスリが多い大阪だからね、先ず出てきませんな。一応交番までいってみるか・・・。そしたらとんつるてんのあたりで財布を拾って交番に届け、氏名をいわずに立ち去った人がいたのだ。オオッ、七福神のご利益に早速あずかったか。
 やっぱご利益があるらしいですよ。

Fieldwork883.Bitterly cold Kyoto HD 720p
SONY FX30,EPZ18-105mm/F4.0G OSS
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ドローイング855.. 小説:小樽の翠764.幕間 色気とは?

2024年03月11日 | field work

 ドローイングシリーズも、官能小説という触れ込みで書きながらどこかロマンス小説のようでもある。
 そうしたカテゴライズは意識していないが、恋のストーリーがない官能小説も退屈だし、セックス場面がないロマンス小説も白々しい。ここでは、その両方の真ん中ぐらいのポジションかなあ!。
 ところでオキシトシンを分泌させる契機となる色気とはなんぞや?。そこでWEBで調べると「とは、人を惹きつける性的魅力、愛嬌のほか、風情、おもしろみといった意味ももちます。」とある。わかったような、わからないような定義だ。
 ドローイングシリーズは、イラストから最初に描くからモチーフを探す。アダルトサイトをみていても、そんなに骨盤を超広角レンズで強調しなくてもよいのにさと思ったりして、結局これは即物的エンターテイメントだから使えない。
 それにアダルト小説は妊娠出産というテーマをあまり扱わない。ここが不思議なところで、それほどセックスすれば当然出てくる話しだが・・・。そして受胎した女ほど色気のあるモノはないと思われるが・・・。つまりアダルトサイトには妊娠出産のテーマは御法度なのか?。
 イラストのモチーフ探しをしていると、意外なことにスマホ用私のgooブログの下段にぶら下がっている授乳用のインナーの広告写真の女性が色っぽかったりする。思わずクリックすると大きな違う画像だったりして失望するが・・・。でも授乳用インナーか・・・、イラスト素材になりそうだな。したがって色気は、最初に視覚的要素が必要になる。
 だって舞妓さんのうなじを見たって抱きたいとは思わんし、芸子さんになると大きく襟回りを見せてくれる。私はそこから芸子さんの裸の人体を頭の中でデッサンしてみると、なんかオカンの体型をなぞっているみたいでなぁー。そうするとこちらの気がひけてくる。さらに花街の人間と遊ぶと法外な金額がかかる事が一層私の意識を遠ざけてくれる。
 余談だが、京都の舞妓さんの定年は二十歳だから身請けしてくれる男性を求めている。それが舞妓さんのゴール。その身請け金額が巷の話しでは数千万円といわれており、お茶屋と置屋で分配され舞妓さんには入らない仕組みと聞く。そして身請けした舞妓さんには、芸子の支度とか、お店を祇園に出したいとか、その後もいろいろとお金がかかることが続く。結局1億はかかるかなぁー。
 現代の男性にとっては、そこまでしなくても巷には可愛い女の子がたくさんいるしさとなる。だから花街にはゆかない。それに私が育ったかっての東京・神楽坂は花街では、旦那をもらって幸せになった芸子さんは大変少ない。大体はそこそこの旦那を捕まえ、お店をだしてもらって落ち着くのだろうけど、生活保護を受けている元芸子さんもいた。
 さてブログに話しを戻して、視覚、意味的あたりまでくればイラスト素材だが、色気をビジュアルにするのも公序良俗という面倒な規範にぶつかる。これは主観的な概念なので、トライアンドエラーで試すしかない。
 さて3月のドローイングシーズも完了した。次は春の章、これを書いているのは酷寒の1月16日だけど。

SONYα6000,E18-135mm:F3.5-5.6.(映像より切り出し)
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ドローイング854. 小説:小樽の翠763. なかなかのもんですね!

2024年03月10日 | field work

 1ヶ月前に出産したコウさんも職場に復帰したし、絶倫の服部君との夜の営みも再開した。
コウさん「さあベイビーが寝た。今夜もしようよ。」
そういってコウさんがインナーを脱いで服部君に覆い被さる。
服部君「先月出産したばかりなのに元気だなぁー。」
コウさん「男の人にはわからない女の身体よ。膣は1本通すと機械のように規則正しく動くんだよ。生理も同じ日にくるから、次の排卵日も予測しやすいじゃん。つくるもつくらないもコントロールしやすくなる。少し膣は緩かもしれないけれど、性欲は毎晩規則正しくあるもんね。」
服部君「夜の営みも規則ただしいわけ?。」
コウさん「我慢は身体に毒よ。万事規則正しくが良いと思うよ。」
そんなわけでコウさんは服部君のペニスをしごいて勃起させて口に含む。
服部君「なんか食事でもする感覚みたいだな。」
コウさん「あら、一緒よ。君の精子も飲んだことあるもんね。」
服部君「ウグッ、ウグッ・・・・そのまま舐めていると出ちゃうよ。」
コウさん「あら遠慮しないでドンドン出しなさいよ。貯めると身体に毒よ。」
服部君「なんかお母さんになったみたいだな。」
コウさん「多分母性本能に大いに目覚めた余裕がある。だって君のペニスも可愛いなと思うもん。二番目もつくるかなぁー・・・。」
服部君「そのタップリ濡れた膣で緩くなぜられる感触は出産後からだよね。」
コウさん「緩くなった分たくさんお汁が分泌するようになったの。つくりどきかな。」
そういって二つの骨盤が重なり合って静かに長く動く様は、出産前にはなかった経験だと服部君は感じていた。
服部君「出産後の女の身体も、なかなかのもんですね!。」
コウさん「あら、女は出産してからが本番よ(*^▽^*)。」
・・・
小樽の寒波が小康状態になった。
そろそろ春の気配が感じられる小樽である。
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ドローイング853. 小説:小樽の翠762. ヘイ!、ボーイ!!、しようぜ!!!

2024年03月09日 | field work

 両親が海外赴任中の彼氏の家で明菜姉ちゃんが眼が覚めた。
なんだ大雪警報が出ているよ。
家に帰るのも面倒だな。
「じゃ、ここにいればいいじゃん。暖房ガンガンつかおようよ!。」
明菜姉ちゃん「今日は寒いから特別だな。」
そういって朝ご飯の支度を始めた。
「なんかキッチンの後ろ姿が新鮮なんだけど・・・」
明奈姉ちゃん「キッチンセックスしたいですかぁー・・・。寒いですよ・・・。」
そういいながらピザトーストとオニオンのスープができた。
明菜姉ちゃん「先ず身体を温める方が先だよん。」
朝食を食べながら窓の外をみていると・・・。
大粒の雪が降り続けていて景色も隠れがちだ。
庭の小枝が雪の重みで折れる音がしている。
明奈姉ちゃん「なんか全てがストップしそうな大雪だねぇー」
「電車も動いていないよ。」
そういって食べ終えると明菜姉ちゃんは浴室へいった。
そしたら裸でやってきた。
明菜ねえちゃん「ヘイ!、ボーイ!!、しようぜ!!!」
そういってお尻をポリポリと・・・・。
「挑発されると男は弱い。ベッドへ行こうよ。そうだパパとママの寝室に行こうか?。」
明菜姉ちゃん「パパとママが愛し合って君をつくった部屋かい?。うーーん、暖房入れてないから寒いよ。君の松ヤニがする部屋がいいよ。松ヤニの部屋で私達のペイビーをつくるのもアーティスティックじゃん。」
そういって彼氏の部屋に飛び込んだ。
明菜姉ちゃん「寒いから早くお布団にくるまろうよ!。」
くるまると彼氏の指が明奈姉ちゃんの胯間を往復しながら・・・、
二人で抱き合って雪の音を聞いている。
「濡れてきたよ。入れてみるか・・・。」
そういって横になりながら後から彼氏のペニスが明奈姉ちゃんの身体の中にはいってゆく。
彼氏の温かい吐息が明奈姉ちゃんの首筋に吹きかかる。
後から抱きかかえた明菜姉ちゃんの乳房の感触を感じながら・・・。
明奈姉ちゃん「うっ、うっ、ハアッ、ハアッ・・・・・」
次第に明奈姉ちゃんのホディがドクドクと脈打ってくる。
骨盤がヒクヒクと前後する。
「この瞬間が好きだな。」
明菜ねえちゃん「好きな瞬間を探す旅だねぇー。だってこんな感覚ってお互いに抱き合わないとわからないもん。」
次第に明奈姉ちゃんの身体がそってくる。
明菜姉ちゃん「ハア、ハア、ハア・・・、うってぇーーー・・・・・。」
骨盤を強く抱えながら彼氏のペニスが子宮の奥まで突き刺さり、そして多分大量の精子を撃ちはなった。
明奈姉ちゃん「温かいものがズルッとはいってくる感じがいいよね。」
「くっついたまま寝ちゃおうよ・・・」
明菜姉ちゃん「ウン・・・・」
・・・
音のない街は静かだ。雪の降る音だけが微かに聞こえている。
二人は再び睡魔の中に入り込んだ。
きっと二人で手をつないで夢の楽園を遊び回っているのかもしれない。
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ドローイング852. 小説:小樽の翠761. リュウ君耳鼻咽頭科へ

2024年03月08日 | field work

 リュウ君が青森からやってきた。もちろん泌尿器科でインポの治療だ。そして午後「飯食いにえぐべよ」とメールがきた。ナンタルの小さなレストランに出かけた。
・・・
リュウ君「ずはんで、精力剤の処方済んだっきゃ、耳鼻科さ行ったんだ」
「睡眠時無呼吸症候群でもあるのかな?」
リュウ君「上さんがしゃべるばっては、そうらすい。先生が今度検査キット郵送するはんで、検査すてみでね。」
「寝ているときでないと検査出来ないからねぇー・・・」
リュウ君「んだのか。メーカーがら検査キットわ送るはんで、こぃで一晩検査すてけ。検査すたっきゃ検査キットメーカーさ送り返すて、だってさ。」
「そんなふうに検査するんだ。うまくできているね。」
リュウ君「そえでせんせ、有酸素運動すて、くぴたの筋肉鍛えねどいうんだ」
「有酸素運動は、吸って吐いてと呼吸のコントロールが必要だよね、それで首の筋肉を鍛えるのか。じゃ奥さんとジム通いだね。
リュウ君「そうするべがな。嫁もすたごどがねはんで、興味持づびょんな」
「そういう治療なら大歓迎だよね。」
リュウ君「実は、もっと大歓迎の治療も受げだんだ。」
「はあっ!?」
リュウ君「背骨曲がってらはんでリハビリ受げでけ、とせんせがしゃべるんだ。」
「整体師にかかれるんだ。」
リュウ君「そうなのよ。そえでリハビリの看護師さんが30代の主婦がなあ。腹式呼吸すろどいうんだ。そえでわの手看護師さんのお腹にづげで、こうするのだって教えでけるんだ。」
「合法的に、若い看護師さんの身体に触れるわけだ。」
リュウ君「まだ。あるんだ、次は肛門締めろ!、というわげさ。
「有酸素運動でも、よくいうよね。」
リュウ君「わがよぐわがねどいったっきゃ、看護師さんがわの手ひっぱって看護師さんの肛門にづげるのよ。そえで肛門の筋肉動がすてヒクヒクど締めるわげ。こうするんだ、わがったんだが?、だって。」
「ハア!、まあ人体だからねぇー・
リュウ君「若ぇ頃、上さんの尻揉んだ感触思いだすてさ・・・。わ幸せ感感ずで、勃起すかげだもん」
「耳鼻科でインポの治療でしたか・・・」
リュウ君「そえで看護師さんにくぴの筋肉鍛えるばってはどうすたっきゃよぇが尋ねだ。すたっきゃ『カラオケ』だってさ。」
「何々、いびきの治療で、エアロビクスをやれ!、看護師さんの肛門の筋肉を触らせてくれる。挙げ句の果てにカラオケをやれ!、というわけだ。なんか愉しい治療ばかりだねぇー(*^▽^*)
・・・
そんな愉しい話しを置き土産にしてリュウ君は列車で青森へ帰った。
寒波が来ているから八戸行きの船は欠航している。
それでも夜の8時ぐらいには青森へ着くだろう。
冬の小樽である。
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ドローイング851. 小説:小樽の翠760. ホワイトアウト

2024年03月07日 | field work

 朝起きて窓の外をみるとホワイトアウトしている。猛烈な寒波が視界を遮っている。冬真っ盛りだ。
アチキは朝一番の青森空港発、新千歳行きの飛行機で小樽に帰ってきた。なんでも青森空港は豪雪地帯にも関わらず飛行機の欠航率が格段に低いんだって。飛んだら50分、新千歳の鉄道が、動いたので小樽にたどり着いた。
・・・
翠「アチキー・・・、これじゃせっかくのお休みなのに何処も出られないよ!」
「で・す・ね。じゃあ家を暖めて房事に励みましょうよ!! 。」
翠「雪国の定番だなぁーー。」
「そとは寒波だから出られないですよ・・・。」
そういって翠に抱きついて首筋に舌を這わせ、それからインナーをはいで・・・。
翠はアチキの一物を握って勃起させようとしている。
少し緩いが入れてみようか・・・。
翠の足を担いで切っ先で触れてみると、翠の胯間は潤いつつある。
いつも潤って迎え入れてくれるところが嬉しい。
そのまま翠の胯間を撫でていると・・・
翠が骨盤をグイッと動かしてくわえ込んだ。
少ししまった潤んで膣に切っ先が吸い込まれてゆくみたいだ。
切っ先が翠の膣壁をなぞって潤んだ膣を這い上がってゆく。
翠が「ウウッ」と静かに喘ぐ。
きっとGスポットを通過したんだ。
温かい子宮口にたどりつくと二つの骨盤がピタリとくっついている。
翠の骨盤を少し動かしながら・・・
翠「ハアッ、ハァッ・・・」
軽い嗚咽がしている。
きっと少し細身の翠の骨盤のボリューム感の心地よさってあるんだろう。
翠の大腿四頭筋を支えながら、少し押したり引いたりしている。
翠「ハアッ、ハアッ・・・、うん、気持ちいいよ・・・」
しばらくそんな時間が続くと次第に精子がチャージされてくる。
翠の身体が少し仰け反る感じが視覚的に刺激してくれる。
切っ先が子宮口のあたりを捉えている。
翠の身体を抱え込むと、骨盤が開いたり閉じたりしている感じもする。
翠の息づかいが荒くなってくる。
翠「撃っていいいよ・・・」
二つの骨盤が一緒に上下している。
撃つか、じらすか・・・。
じらすと萎えそうな寒さが来ている。
翠の子宮めがけてコックの栓をひらいた。
二つの身体がビクビクし、やがて静かになった。
脱力感が漂う。
しばらく抱き合っていると次第に萎んでくる。
・・・
寒いから抱き合ったまま寝てしまったらしい。
眼が覚めるともう午後の遅い時間だ。
もう休日の半分ぐらい過ぎ去ったのか・・・。
窓が少し明るくなってきた。
もう寒波が通り過ぎたのだろうか。
いや、きっとこの寒波がこの冬最後だろう。
翠「夕方房ちゃんのお店でステーキを食べようよう。」
翠はスマホをつついて房ちゃんと話し込んでいる。
布団からはみ出た肩越しの後ろ姿に女を感じる。
・・・
小樽の寒波も通り過ぎた頃だろう。
それは曇天でも少し明るい小樽の街である。
もうじき冬が終わるだろう。
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ドローイング850. 小説:小樽の翠759. 独り寝

2024年03月06日 | field work

 大雪警報が出ているから飛行機が欠航しがちだ。
今日はアチキが名古屋の仕事場から戻るんだけど、帰れるだろうか。
翠がスマホをつついていた。
なんか飛行機は欠航だよ。そうアチキにチャットを送ったらリプライがきた。鉄道で青森まで来たけど、函館北斗から先の列車が動いていない。だからリュウ君の家に泊まって明日帰るだって。
なんだリュウ君の家で宴会しているのかな。
そう言ったら、寒いから当然酒だって。
何食べてるのって尋ねたら、生のホタテに貝柱でしょ。あとは大間のウニでしょ!。白子でしょ!。それにねぶた漬け!、だって。
青森の人気メニューばっかりじゃん。
翠「当然雪がつもっているよね?。」
「家の一階が埋まっているよ。二階から出入りしている。」
翠「なんか大丈夫?。無理しなくていいからね。」
「明日は雪の下かもな。そしたらしばらく動けない。」
翠「危ないからそうしなよ。」
「リュウ君が指を立てて大丈夫だって。青森は除雪機能が優れているから朝になれば通行できるんだって。だって遠くで大きな除雪車の音がしているもん。奥の酸ヶ湯にゆくと4mの積雪だよ。でも道は除雪してあるから温泉までゆくことができるんだって。ここの除雪能力はすごいよ!。」
翠「帰れなかったら温泉にゆきなよ。問題はその先だよな・・・。」
「リュウ君が小樽に来るコースで帰れるって!。八戸から苫小牧までフェリーが頻繁に出ているから。海の上は雪が積もらないからだってさ。(*^▽^*)」
・・・
翠「そんな元気な声を聞くと、独り寝の寂しさも少し緩和される。明日には帰るだろう。何があっても帰ってくる人だから・・・。」
男は何があっても嫁の元に返るというド根性がある。それが夫婦の絆なんだろう。
・・・
そろそろ雪もやんで欲しい雪の小樽だ。
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ドローイング949. 小説:小樽の翠758. チャージ中

2024年03月05日 | field work

 美希姉ちゃん達の札幌のアパートの朝。
美希「直人---、雪だよ!!」
直人「そらあ、北海道だもん。雪はあるじゃん。」
美希「そうじゃないの、大雪警報が出ているよん。」
昨日の情事の熱も冷めやらぬまま直人君がベッドから手を伸ばしてテレビをつけた。
直人「なんだ警報がでているから大学も休校だってさ。地下鉄は動いているが・・・、あら途中までだよ。」
大学のサイトをつついたら「本日大雪警報のため休校!」 だってさ。
美希「今日は一日お家に籠もるしかないよ。」
直人「籠もりか・・、じゃ美希!、上においでよ!!。」
そういって美希姉ちゃんが布団に潜り込んできた。
美希「立つかなあーー」
そういって美希姉ちゃんが直人君のスウットの下に手を滑らせた。
美希「あら、グニャグニャだよ。立たせちゃおう。」
直人「ウグッ、そんなに急には立たないよ。」
そういって美希姉ちゃんがペニスを抱え込み、親指で亀頭を撫でている。
直人「美希ももみ方が旨くなったなあー」
美希「次第に男の人の押さえどころがわかってきたかな。男の人って大きいからわかりやすいじゃん。」
直人「美希のおさねよりは大きいからなぁー。」
次第に直人君のペニスが起立してくる。
撫でるだけじゃダメなんだよ。もっと美希のボディの色気を見せて刺激してくれないと精子はチャージしないよ。今は立っているだけ。」
美希姉ちゃん「だって、寒いもん。」
そういってデロンギの目盛りを上げた。
美希姉ちゃんが胯間をペニスにこすりつけている。
次第に硬かった胯間が潤って柔らかく熱くなってくる。
直人「よしよし、もっと刺激して・・・・。」
美希姉ちゃんの膣がペニスを加えた。
直人「ウグッ、まだチャージ中だよ。」
美希姉ちゃん「急速チャージしろよ。」
直人「いま精子増産中だよ。」
増産中の男と、ゆっくり燃え上がると女で丁度よいタイミングなのだろう。
美希「まだ、ゆかないかな。」
そういって美希姉ちゃんが腰をゆさゆさと緩く揺すり続けている。
乳首が小刻みに動く様なんか古典的な風景だな。
そう直人君が考えていると切っ先がかたくなってきた。
直人君の手が美希姉ちゃんのお尻をつかんで前に押し込んでくる。
美希「おっ、やっとフル充電かなぁー。」
直人「まだチャージ途中。ぴったりとくっついている感触が気持ちいい。ぴったりくつついている心地よさってあるよな。今日は美希の鼓動を感じながらずっとこうしていたい気分。」
美希「私寒いよ。」
そういって美希姉ちゃんは布団をひっかけて直人君の胸に覆い被さった。
美希「今日はずーーっとこうしていようよ。」
直人「飽きてもつながっているーーー。」
・・・
アパートの二重窓の外は大粒の雪がドサドサと降り続く音がする。
きっと夕方には窓も埋まるかなー・・・。
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ドローイング848. 小説:小樽の翠757. 終わりがアリマセンね

2024年03月04日 | field work

 昼前に小樽の街にも大雪警報が出された。
小春達の中学校でも午後の授業は中止となり、給食を食べたら帰宅せよと学校の指示が出された。
そんなわけで小春はユウ君と一緒に雪の降る道を帰ることにした。もちろん夕飯をつくるからユウ君の家なんだけど。
小春「今日は何をつくろうかな?」
ユウ君「暖かいお肉がいい。」
小春「じゃ、通り道のお肉屋さんで買ってゆこう。豚汁かなぁー・・。」
二人で歩いているとユウ君が・・・。
ユウ君「ママが帰れるかなあ。朝早く帯広の営業所に出かけたんだよ。」
小春「あら鉄道で帰れば小樽もすぐだよ。」
・・・・
そんなわけでユウ君の家に行って夕飯の支度を始めると・・・
ユウ君「ママから電話だ・・・。」
小春「ふうーーん。」
ユウ君「・・・・××・・・△・・○・・」
小春「帯広も昔綺麗な庭園があるお庭にいったな。そこだけヨーロッパみたいだった・・・」
ユウ君「ママが列車もバスも止まっているから今日は帯広に泊まるって。そんで小春がいるよねっ?、ていうから今いるよっていったら、じゃあ夕飯は心配いらないよね・・だってさ。」
小春「OK!、任せとキー・・・・。」
そんなわけで小春が豚汁の準備をして、ご飯を炊いて準備終わり!。
そしたらユウ君が「あのー・・・あっちの方も!!」
小春「ハイハイ、上にゆきましょう・・・。」
そういって暖房をつけて衣服を脱いでユウ君とベッドに潜り込んだ。
小春「寒いときに暖房つけて裸って不思議な感じだよね。」
そういってユウ君と小春が抱き合って・・・
ユウ君「まだ暖房が効いてこないからしばらくこうしていようよ!」
小春「ユウ君もう勃起しているよ!!」
ユウ君「じゃ、小春の胯間にくっつけて・・・」
そうやって二つの身体が密にくっついて、ユウ君のペニスを膣にくわえ込んで・・・・
小春「私たちの間には終わりがありませんねぇー。」
ユウ君「 ずっと繋がっていたい!。」
家を揺すって風が通り抜けた。
小春「こわーーい!」
ユウ君にギュト抱きつくとペニスが小春の子宮口を刺激している。
ユウ君「この家は鉄骨だもん、大丈夫だよ・・・・」
そんな二人の午後の情事を繰り広げる頃、次第に雪が街を包んでいった。
・・・
小樽の街も雪の下である。
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ドローイング847. 小説:小樽の翠756. フミさんのわかめ酒

2024年03月03日 | field work

 二日酔いの文さんが目覚めるとまだまだ朝の暗い時間だ。
隣で馬喰の健さんが熟睡している。
夕べは遅い時間に帰ってきたんだ。
いつものように文さんをお姫様だっこしながら2階に上がってきたんだった。
お酒の臭いが漂っているな。
夕べ健さんがお腹がすいたというので、お酒とかタラとか・・・、酒の肴を持ってきて夜中の宴会だった。
それからどうしたかな・・・。
剥かれて、煮えたぎったペニスを入れられて悶えに悶えたんだったな。
それからどうしたかな・・・!?。
健さんが口移しでお酒を飲ませてくれたんだ。
そうしたら・・・。
健さんがわかめ酒をしようというので、正座して胯間にお酒を注いだんだ。そのうち「文!、仰向けになって胯間をきつくとじろ」というから胯間をすごくきつく締めて、健さんがお燗をたくさん注いで酒の湖をつくったんだ。
「注いだらこぼれるから全部飲んでよ!」っていったな。
健さん「おおっ!、湖の底に文の陰毛が揺らめいているぞ。いい眺めだ。」
それから健さんが口をつけてグビグビと飲み干したんだ。そして口移しで文さんにもわかめ酒を振る舞ったんだ。
それからクリトリスの回りを舐めるようにしてお酒をはらっていったのは覚えている。
健さん「酒と文の胯間の味がブレンドして特別な酒だ・・・!」
文「健さんの精子も混じっているかもよ。」
そういったら健さんが膣に酒を入れようといい出したんだ。
それで文さんの足を持ち上げて、膣にお酒を流し込んだけど余り入らない。
だから指で膣を広げて入れたんだ。
それで少しは入った・・・。
ぬる燗だから、すこし膣が生暖かい感じがした。
こぼれそうになると健さんが舌ではらって飲んでたんだ。
健さんがフグ酒のような味だといってた。たしか膣に入れた酒を、胯間に力をいれてにじみ出させて、また健さんが口移しで飲ませてくれたんだ。
苦かったな。
飲み干すとまた膣酒。それでまた口移しで飲ませてくれた。
だから膣の体温でお酒を少し燗にして・・、を繰り返していたから、随分とお酒を飲んだみたいだ。
それで熟睡してしまったんだ。
そこまで思い出すと文さんは二日酔いだった事にきがついた。
階下に降りて氷になりかけた水を飲んだ。
文「酒臭いのはわかめ酒だったか。」
シャワーを浴びようと温水器のスイッチをいれて、お湯が温まるまで2階でウトウトしているうちに文さんは、また熟睡の底に沈んでいった。それから眼が醒めると昼間だった。
・・・
窓をはらって外をみると、ホワイトアウトしている。
今日は寒波の小樽だな・・・。
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ドローイング846. 小説:小樽の翠755. ベビーシッターとは違うぜ!

2024年03月02日 | field work

 クッキー教室の帰りは、いつもジェシーを駅までエスコートしてゆく。
たんに帰り道が一緒なだけなんだけど・・・。
ジェシー「アチキー・・、この本だよ!」
そえいって昔の小樽の花街について書かれたイラストが載っている本を見せてくれた。
ジェシー「なんでも、遊女のもとに通い詰めると嫁に出来るらしいよ。遊女もそれで普通の暮らしが出来るので嫁を望んでいるらしいよ。いいねえ、日本人は遊んでいると嫁がくるんだから。」
「それは男と女のつきあいだから情が移ってというのは、あるだろうな。」
ジェシー「遊女は借金のかたに身売りされてきたから、それを返すまでは遊郭勤めだな。返せなかったらどうすんだ。」
「そりゃ二人で夜逃げでしょう。近松門左衛門が心中天網島っていう本があった。」
ジェシー「おおっ、借金踏み倒しか・・。そんでどうなる?。」
「それで役人に捕まって島流しか、近松のように二人で心中かなあ!。」
ジェシー「愛し合って死んじゃうのか?。」
「そういう美学も昔の日本にはあったらしい。近松のはお話だけど聞き書きで戯曲を書いたんだよ。」
ジェシー「気立ての良い美人を全国からつれてくる商売があるから、惚れたら最後か・・・。」
「大体は10年ぐらい奉公すると、実家に返されるらしいよ。つまり歳も重ねているしお払い箱だよ。」
ジェシー「若いエキスだけを味わうのが遊郭か。」
「まあ、商売ってそんなもんじゃん。新鮮なウチが稼げるというわけだ。」
ジェシー「初物好きの日本人らしいな。それで遊女とセックスしてベイビーが出来たらどうすんだ。」
「そんときは里親というのがあるから預けるんだろう。なんか里親は遊女に必須らしいよ。昔はゴムなんかなかったから。」
ジェシー「やりっぱなしの世界か・・・。」
「そういうこと。ところで駅前でステーキの肉でも買ってゆきますか・・。」
ジェシー「ゴムも。うちはやりっぱなしはできないからな。でも里親ってのがあるんだ・・・。」
「いまはないと思うよ。」
ジェシー「・・探してみよう!。」
???。
里親をみつけたらべイビーをつくるつもりだろうか?。
ベビーシッターとは違うぜ・・・・・!!!。
危ない知識を教えちゃったかなあ。
ジェシーは「里親、里親・・・」とつぶやきながら札幌行きの列車にむかった。
・・・
小樽の空が暗い。またまた寒波がくるかなぁー。
そんな小樽である。
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