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ペットはエゾサンショウウオ
私はサンショウウオに関する知識はあまり深くありません。
私の子供たちは、春先にエゾサンショウウオの卵を採ってきてよく飼育などやっていましたので私よりは遙かにサンショウウオについて詳しかったと記憶しています。
ハエなど与えてかなり大きくなっていましたが、夏になると暑さのせいかバタバタ死ぬので、その時期になると近くの川原に放していたようです。
北海道にはキタサンショウウオとエゾサンショウウオがいて前者は準絶滅危惧種とされているようです。
一方、エゾサンショウウオは、北海道に広く分布しているようで、春先には大きな水たまりなどに、独特のサンショウウオの卵を見ることは今のところ稀ではありません。
ここにお示しするのは北海道の興部町で卵を採集されてとのことですがエゾサンショウウオとおもわれます。

エゾサンショウウオの幼生。 オタマジャクシみたいに見えますが、よりずんぐりして見えます。








だいぶ大きくなり、今では10cmくらいはあるとおもいます。。
餌は赤虫をあげております。いまでは迫力のある捕食をします! とのことでした。エゾサンショウウオに対する深い愛情が感じられる
写真をどうもありがとうございました。
ダムができるとその下流では川底の沈下が進むので、川に沿った地域全域で水位の低下・乾燥化がおこるため、キタサンショウウオ、エゾサンショウウオ、エゾアカガエルなどの両生類に続き、トンボなど幼生期を水中で過ごす生き物の多くが全滅してゆきます。
その変化は、一般的に比較的ゆっくりくるようですがダムが大きいほど顕著であり、川底沈下で川の流域が乾燥しササ原に変化してくるともう絶望的だと思います。
また、外来ほ乳類で北海道で繁殖しつつあるアライグマがサンショウウオを好んで食べるようですが、おいしくない尻尾を必ず食べ残すのは興味深いとおもいます。
サンショウウオをペットにして大事に飼育している方と、サンショウウオ談義になり、Web用にその画像をいただきましたのでアップしました。

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