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20XX-5-28(土) 晴れ 暑い 24℃
恐怖のワナ。
昨日、釣りで疲れたので今日はお休みと思ったがあまり天気がよいので午後2時から久しぶりに近郊の林道へフキとりに入った。
暑い。愛犬クッキーは途中で買ったガリンコクンを狂ったように舐め、お気に入りのようだ。
フキは川沿いのもの以外はもう虫がついており川沿いのみずみずしいものを選んで採集。
ミツバや、白い花の咲いているニリンソウをおひたし用に採取した。クッキーちゃんは何となく疲れた様子。
タランボ(タラノメ)があったが昨日、かなりの量を採取したので今日はパス。
林道には地元の人と思われる車が2台のみ。
北海道特産の小型のタテハチョウ、アカマダラ春型が飛んでいるが気温が高いので活発に飛び撮影しにくかった。
アカマダラ 春型♂。
アカマダラ 春型 ♀。
比較的珍しい北海道特産の小型シジミチョウのジョウザンシジミは1♀発見したが撮影できず飛び去った。
ぼろのエゾヒメギフチョウ1♂がタンポポに吸蜜していたのを撮影。
ルリタテハ、キベリタテハ、シータテハ、クジャクチョウの越冬個体が見られた。
この林道沿いの川はかってはヤマベ、アメマスが多かった。
しかし田中角栄の日本列島改造論の時代に突然多数のダム群が造られてから、やがて死の川となった。
以来ずっと死の川だが、良たまりを見るとつい本能的に竿を入れてみるが、やはり、まったく生体反応がなかった。
ただ石をはぐると石をつづって巣をつくるテッポウムシ(オショロコマの大好物)は多かった。
死の川となったこの渓流にはかって養魚場の若いニジマスが放流されたことがあるが結局いつかなかった。
むしろ、オショロコマのほうがいつくかもしれない。
広葉樹が多い林道は自然が豊かで気持ちがよい。
ツバメオモト、ヒトリシズカ、エンレイソウ、オドリコソウなどの群落をみながら林道をゆっくり終点までのぼり、またもどった。
ヒトリシズカ。
エンレイソウ。
オドリコソウを撮影していて何となく異様な感じがして、よくよく見るとなんと小型のクモがオドリコソウのツボミに完全擬態して獲物がくるのを待ちかまえていたのであった。
恐怖の罠だ。
かってエンレイソウの花の中央に透き通るような色調の緑色のクモが同様に擬態して待ち伏せしているのをみて驚いたことがあった。
そこでエンレイソウの花を調べてみたが今日はそのクモを発見できなかった。
昼は何となくたべすぎたので、今日の夕食は 冷たいウドンとニリンソウ、ミツバのおひたしであっさり済ませた。
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