オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

荒れ狂う海、波打ち際でオショロコマが釣れた。

2020-10-02 16:08:37 | 渓流魚、蝶、自然
荒れ狂う海、波打ち際でオショロコマが釣れた。



20XX-10-11 (土) 曇り のち雨 のち曇り のち雨 寒い



この日の最後は流呈2Km にもみたない小渓流HS川に入ってみた。




普段は渓流というより多少の沢水が流れているといった感じの沢川である。




今回の大雨で水量がそれなりに増えて一応、小川みたいに見えないことはない。




川の周囲はかってはそれなりの集落と思われるが数軒の廃屋のみが目立った。




コンクリート護岸が河口から200m上流まで続いている。




以前、入ったことのある小規模な沢川だが小型オショロコマが数匹釣れた記憶がある。




この日は、あまりの不漁に、ついきまぐれで、普段は釣りに入ることなど無いこの小さな川にはいってみたのでした。





最初のカーブが岸辺とぶつかるところがよいたまりになっていて、思いがけず、そこで小型オショロコマが次々と釣れた。

























こんなところにと思われる浅い場所でもオショロコマは釣れた。





























どの場所もとても振り込みにくいポイントばかりだが慎重に振り込み、最後まで木の枝などにひっかけることなく思いがけなく合計16匹ほどのオショロコマが釣れた。











中には美麗個体もいて、外観の多様性はこの小さな流れが太古の昔から、今もしっかりと海と繋がっていることを示唆しています。




ダムさえなければ、こんな小さな川であっても海からの遺伝子更新でオショロコマはそれなりに繁殖できているのです。




ここではサクラマスが登っているようでヤマベも数匹釣れ、釣り上げられて放精した。 








さらに渓流を遡ってみたがあまり立派なたまりがない平坦な細流が笹の中を流れる形になってゆき途中で引き返した。



鹿が不意にぴーっと鳴いて私を驚かせる。 



小さなたまりには大抵小型オショロコマがいたが個体数はあまり多くなかった。



渓流を海まで下ってみたが荒れ狂う海の波打ち際のたまりでオショロコマ成魚1♂が釣れ、まさに波打ち際にもオショロコマが棲んでいました。









廃屋ばかりと思ったら、河口に小さな人の住む家があり4匹の犬が繋がれていて終始私を吠えまくっていた。 


後に、知床では、このような屋外に繋がれた番犬風のワンコたちが次々とヒグマに食べられる時代がやってくるのですが、このブログでもそのような事例を紹介してきました。




気温が低く、雨で濡れて体温が下がり震えがくる。




オショロコマも釣れなくなってきたので 午後4:30 釣りを終了、武装解除した。


撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。




どうにも欲求不満のオショロコマ調査になってしまい、予定を延ばすことにして今晩もホテル峰の湯に泊まろうと電話したが満室とのこと。



部屋はたくさん空いているが従業員不足で泊まれないといった感じ。



そこで、羅臼の民宿よね丸に泊めていただくことになった。




羅臼のガソリンスタンドで 民宿よね丸への道を聞いて 知床峠への道をすすみ小学校を過ぎてから左折して少し登った羅臼展望台下の民宿よね丸にチェックイン。 



風呂は峰の湯の温泉と比べるとまったくのサラ湯で真水に入ったという感じ。



まさに温泉との違いが実感としてよくわかった。 



とてもよくしゃべる神奈川からの女性と帯広のナースの二人組が泊まっていて今日の客は私を含め3名。



二人は知床の海にダイビングによく来ると言うが今回は悪天候でむずかしそうで川にでも、もぐろうかなどと話していた。 



夕食は珍しいホッケのちゃんちゃん焼きがおもしろかったがカラフトマスよりまずい。



女性二人組は峰の湯へ温泉入浴にゆき、ロビーにあった 拙著オショロコマの森第一巻知床編 を見てくれた模様。



海に潜るのが難しければオショロコマを見に川へ潜りたいがどこがいいかなどと相談を受けた。



この項、続く。





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濁流化した知床の渓流

2020-10-02 15:38:46 | 渓流魚、蝶、自然

濁流化した知床の渓流




20XX-10-11 (土) 曇り のち雨 のち曇り のち雨 寒い




続いてオショロコマが比較的多いOKK川に入ったが、 MOSK川と同様で、ものすごい激流の川に変身しており釣りどころではなくなっていた。




最初のダム下をさぐってみたが、魚信はなかった。 
 

この砂防ダムは建造後、たちまち埋まってしまったものです。


オショロコマのキャッチアンドリリース依頼の看板は支柱が強風で折れて倒れてしまっていた。













次の降海型オショロコマがよく釣れるSR川も水量が増え、ダム下はごうごうと流れ落ちる水で釣りどころではなくなっていた。








下流のやや流れが緩くなるところで釣ってみたが小魚を一匹釣り落としたのみ。




産卵後のサクラマスがゆらゆらしており、あれま スレで釣れてしまったが容易に手元に寄せることが出来るほどパワーが無くなっていた。


この項、続く。






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