オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

知床SZ川、巨大な河川残留型オショロコマを釣る。

2020-10-14 01:55:01 | 大型魚
知床SZ川、巨大な河川残留型オショロコマを釣る。





20XX-10-12(日)  晴れ




次に知床半島羅臼側の渓流SZ川へ入った。




かなり上流まで、短い流呈の川に、なんと26基もの砂防ダムがある知床有数の暴れ川だ。




昔から魚が少ない川として有名な川だが、渓相が本当に良くないうえに川岸環境も川底環境もとても悪い。




川底が茶褐色岩盤の、いわゆる岩盤川みたいなところが多く小砂利や砂礫が少ない。






川幅だけは異様に広いところが多くて、たまりがすくなくて浅いダラダラ川だ。





この悲惨な渓流の状況は、ひとえに上流にあるおびただしい数の砂防ダムのなせるわざだ。





いつもは魚が少ないので意識的にパスする渓流だが、この日は久しぶりに様子を見に入渓してみた。




やはり、異常に魚が少ない。




それでもがんばって釣り、まず産卵前と思われるオショロコマ♀ばかり8匹を釣った。


























































この渓流独特のオショロコマは、なんとなく白っぽく青緑色をおびた細めの体躯の♀たちと、やや黄色っぽく腹部が淡く着色する成魚♂である。




何故か♂は一般的に♀より少ない。










さぐった水域の広さからすると魚の棲息密度はかなり低いと言わざるをえない。
 



川沿いに少し進み、それなりのたまりを釣ると、まったく思いがけず巨大なオショロコマがかかった。




大きい。




逃げられないように慎重に寄せると知床では近年稀になった 尾叉長 32cm の見事、巨大なオショロコマ♂であった。





知床では河川残留型オショロコマは15cm程度が平均的な大きさなので 32cm といえば巨大オショロコマと表現してもよいとおもいます。





巨大なオショロコマについては、このブログのサブカテゴリーの 大型魚 をクリックすると他の渓流における多数の尺オショロコマ例が出てきます。




この1♂しかみられずとてもよく肥えていることから、餌をとりやすい最高のポイントに、この1匹が独占状態で暮らしていたのではなかろうか。








ここでも撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。




熊捕獲用の箱ワナがおいてあったがヒグマが入っていないにもかかわらず、扉が落ちていた。







おそらく、台風通過時の想像を絶する強風による、なんらかの影響で扉が落ちてしまったのではなかろうか。





風速36m の強風で裂けた柳の木。




     この項、続く。




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