オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

2021年、秋の味覚、ラクヨウキノコの採集

2021-09-05 21:41:01 | キノコ
2021年、秋の味覚、ラクヨウキノコの採集




2021-9-5(日) 晴れ のちゲリラ豪雨 のち晴れ

オホーツクではお盆が過ぎ、朝晩の冷え込みが強くなり、雨が少し続いて雷が鳴ると、カラマツ林においしい秋の味覚最高峰のキノコのひとつ、ラクヨウキノコが出てきます。




本州ではハナイグチと呼ばれていますが、北海道では秋に落葉するカラマツ林に好んで発生するため、一般的にラクヨウキノコまたは 単に ラクヨウ と呼ばれて親しまれています。 



毎年、このおいしいキノコを食べたくて、みなさん、ヒグマの恐怖にも怖じけず郊外のカラマツ林へでかけるのです。





問題は、かってはカラマツ林なら北海道内どこへいっても大抵ラクヨウキノコが採れた昔と異なり、現在このキノコはオショロコマ並に珍しくなって私の目からは、もはや絶滅危惧種といっても過言ではないだろうと思うほどなのです。




炭坑の坑木用に大規模なカラマツ植樹が行われていた昔と違って、ラクヨウキノコ発生に適したカラマツ林そのものが減ってきているのが原因かもしれません。


そんなわけで、私たちも秘密のラクヨウキノコポイントをいくつか持っていますが、こればかりは他人には決して教えたくありません。


今日は、いよいよ今年のラクヨウキノコ発生の条件が整ったと感じたので、釣りを兼ねて近郊の山へ出撃しました。


最も、ラクヨウキノコが採れそうな場所は、昨年、あまりにもヒグマの痕跡が濃厚すぎて、今年はパス。



例年より、やや少な目ですが待望のラクヨウキノコが出ていました。 第一陣がひとしきり出たようでそれが老菌になったのがかなり見られ、やや離れた場所に第二陣というべき状態の良いラクヨウキノコがみられ、採集しました。


































キノコの菌床は木の根みたいにかなり広く張っているのがわかります。このような取り方でなく茎のところをハサミで切って採集します。





帰宅すると、薄い塩水にしばらく漬けて虫だし(ほとんどいませんが)をして、一回食べる分だけずつ小分けにして冷凍します。





今日は、ほかに、デカエゾイワナがかかったり、ラクヨウキノコに匹敵するおいしさのナラタケ(ぼりぼり)も大漁しました。


この項 続く。




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