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本命コタンケシ川にオショロコマは? 根室半島に幻のオショロコマを求めて その五
2011-6-10(金) 曇り 根室は霧 小雨 霧 寒い
引き続き、今日の本命と考えていたコタンケシ川を渡る。
実はかってコタンケシ川で子供の頃にオショロコマを釣って遊んだという比較的信憑性の高い古老の方の話があった。
この方はかってこの付近に住んでいたという。
又聞きの又聞きといった形でこの噂話を知ったのが、今回根室半島のオショロコマ調査を決断したきっかけであった。
河口域はノッカマップ川と同じく湿原のなかを屈強蛇行して流れるどんよりした川だ。
2Kmほど走って左折。しばらく走ってT字交差点を左折。
しばらくいって左へ曲がり しばらく走ると コタンケシ川の上流の牧ノ内ダムへでた。
しかし期待は完全に裏切られコンクリート三面張りのダム下は生体反応なし。
100mほど下流で15cmほどのアメマスが一匹のみ釣れた。
川底はダムの影響で荒廃しきっており、川底の岩には汚いぬるぬるした苔が生え 泥の川底部分も多く、水もとても汚い。
ダムの下流特有の川底沈下が激しい。
川はまさに荒廃しきっており、ダムがあるにもかかわらず激しい水位の変動もあるようで、川岸はひどくえぐれている。
経験上、渓流魚が繁栄する可能性の少ない川と考えられ、オショロコマはもちろん発見できなかった。
今回、急峻な山並みが続く知床半島とはまったく異なり根室半島はほぼ平坦な地形で、まともな樹木はほとんど伐採されてしまっている。
そのため、広大な荒れ地 (放牧地?)や牧草地が目立ち、自然豊かなオショロコマの森は、いまやまったくない。
かって、きびしい環境ながら根室半島にもそれなりの自然はありオショロコマももしかすると繁栄していたのかもしれない。
しかし、低水温や豊かな自然を好むオショロコマにとっては現在の根室半島の環境は厳しすぎる。
アメマスとの競合にも完全に敗北しているようで、今現在ごくわずかのオショロコマは生息しているが将来的には消えてゆく可能性が高いとおもわれた。
丁度しゅんのヤナギタケやヌメリスギタケがかなり生えていた。
こんな山奥に年老いたニャンコが1匹いてやたら愛嬌を振りまき足に絡みついてくるのであやうく転びそうになった。
車にぴょんと飛び乗るので首筋をつかんで無理矢理降ろすこと三回。
それでも素早く車に乗ろうとする。
結局山に置いてきたが、きっと数Kmいったところの農家のニャンコではあるまいか。
この項 続く。
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本命コタンケシ川にオショロコマは? 根室半島に幻のオショロコマを求めて その五
2011-6-10(金) 曇り 根室は霧 小雨 霧 寒い
引き続き、今日の本命と考えていたコタンケシ川を渡る。
実はかってコタンケシ川で子供の頃にオショロコマを釣って遊んだという比較的信憑性の高い古老の方の話があった。
この方はかってこの付近に住んでいたという。
又聞きの又聞きといった形でこの噂話を知ったのが、今回根室半島のオショロコマ調査を決断したきっかけであった。
河口域はノッカマップ川と同じく湿原のなかを屈強蛇行して流れるどんよりした川だ。
2Kmほど走って左折。しばらく走ってT字交差点を左折。
しばらくいって左へ曲がり しばらく走ると コタンケシ川の上流の牧ノ内ダムへでた。
しかし期待は完全に裏切られコンクリート三面張りのダム下は生体反応なし。
100mほど下流で15cmほどのアメマスが一匹のみ釣れた。
川底はダムの影響で荒廃しきっており、川底の岩には汚いぬるぬるした苔が生え 泥の川底部分も多く、水もとても汚い。
ダムの下流特有の川底沈下が激しい。
川はまさに荒廃しきっており、ダムがあるにもかかわらず激しい水位の変動もあるようで、川岸はひどくえぐれている。
経験上、渓流魚が繁栄する可能性の少ない川と考えられ、オショロコマはもちろん発見できなかった。
今回、急峻な山並みが続く知床半島とはまったく異なり根室半島はほぼ平坦な地形で、まともな樹木はほとんど伐採されてしまっている。
そのため、広大な荒れ地 (放牧地?)や牧草地が目立ち、自然豊かなオショロコマの森は、いまやまったくない。
かって、きびしい環境ながら根室半島にもそれなりの自然はありオショロコマももしかすると繁栄していたのかもしれない。
しかし、低水温や豊かな自然を好むオショロコマにとっては現在の根室半島の環境は厳しすぎる。
アメマスとの競合にも完全に敗北しているようで、今現在ごくわずかのオショロコマは生息しているが将来的には消えてゆく可能性が高いとおもわれた。
丁度しゅんのヤナギタケやヌメリスギタケがかなり生えていた。
こんな山奥に年老いたニャンコが1匹いてやたら愛嬌を振りまき足に絡みついてくるのであやうく転びそうになった。
車にぴょんと飛び乗るので首筋をつかんで無理矢理降ろすこと三回。
それでも素早く車に乗ろうとする。
結局山に置いてきたが、きっと数Kmいったところの農家のニャンコではあるまいか。
この項 続く。
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