オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

幻のヒグマに翻弄された寒い日の渓流釣り

2022-04-13 15:40:57 | 渓流魚、蝶、自然
幻のヒグマに翻弄された寒い日の渓流釣り


20XX-6-27(土) 曇り 〜17℃ 寒い



昼食にかみさんは海老山菜ソバ、私はよせばよかったのだが天ざる。しばらく天ぷら油で腹がもたれ、天ぷら油のげっぷでまいった。



早めの昼飯後、近郊のT川上流の多数の支流のうち 、やや難易度の高いS川へ渓流釣りに向かった。この時期、大型アメマスが集結する秘密の場所があるのだ。



川へ繋がる細い林道へ入ると川の手前で大きな松が林道に倒れ込み車は通行不能。



仕方なく、そこで車を降り、ウエーダーに履き替え、倒れた松をくぐり抜けてしばらく進むと、急にグァサゴソ、グァサガサガサ、なにか大型獣が深い笹藪を移動する、すごい音。



おお、これは近い。ヒグマに違いないと、ゆっくり後ずさりしながら車に逃げ込んだ。



15分ほど経過して一息ついておそるおそる車から出るとまだ同様の音がしており、音源が近づいているのか遠のいているのかが、よくわからない。



カメラを構えておっかなびっくり前進してみたが、依然同様の音がしていて油断出来ない。



数分、経過したが音は依然として続いており、さすがに何だかおかしいと思い始めた。



おっかなびっくりさらに前進してみると道路を横切った太い排水パイプを通って、雨で増水した沢水が断続的に流れ落ち、周期的に真下の笹ヤブに勢いよく落下してあたかも大型の獣が笹藪を移動しているかのような音を出していることがわかり、大笑い。



一旦は恐怖のどん底に陥った余韻がさめやらず、かみさんはもう帰る とごねるのをなだめすかして、渓流を遡行しながら釣ったが、不思議なことに今日は大型アメマスはおろか、まったく魚がおらずオショロコマ2匹のみで引き返す。


オショロコマには淡水ヒルが寄生していた。








もどって、普段はニジマスの多いポイントへゆくと車が一台止まっていたが、釣り人ではなくフキ採りの人であった。ここではいつものニジマスは見かけず、アメマス5、ヤマベ1。

アメマスたち。











別のポイントでは、珍しく良型オショロコマが多く15匹撮影、アメマス2もいた。

オショロコマたち。













































さらに原生林の森へ入っていつもの2か所のたまりをさぐったが アメマス4 ヤマベ良型5 オショロコマ5。


アメマスたち。









ヤマベはギンケ化して鱗がはげやすかった。








オショロコマたち。









アメマスたち。

















この日釣れた渓流魚たちは水中で手早く撮影し、すべて丁寧にもとの場所にリリースした。




午後5時 武装解除、体が冷え切った。




今日は いつになく、ずいぶんたくさんのキツネと鹿をみた。




ヒグマにこそ会わなかったものの、ここの原生林は、とりわけ自然度が高い。




かみさんは、けっこう疲れてしまったようで今日はセブンイレブンのおでんを買って、夕食はおでん定食にしようということになった。 






 


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