オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

北見市近郊、早春のデカニジマス釣り苦戦

2014-04-29 20:25:37 | 渓流魚、蝶、自然
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久しぶりにリアルタイムなブログです。

2014-4-29(火) 昭和の日で休日  快晴 25℃ 暑い

北見市近郊、早春のデカニジマス釣り苦戦。

朝10時。あまりに天気がよいので、一般的には、まだ釣りは無理と思われる北見市郊外の渓流へ出かけた。


気温があがるにつれ山奥の雪解けがすすみ、みるみる川の水位が上がり始めて、穏やかな流れが短時間で急流になる。普段は楽に徒渉できたところが危険な急流になったりする。

30分ほどで目的のポイントへついたがいつもより20cmも水位があがっている。雪解け水は手が切れるほど冷たく笹濁り。大型ニジマスが遡上している予感。

3.0m の渓流竿に4号の太い道糸。重い鉛に道糸に直接むすんだ14号の大型ニジマス針。60cm 程度までのニジマスならこれで何とか対決可能だがしばしば竿が耐えられずが木っ端みじんになるスリルも味わえる。

 

しかし、残念ながら今日は遡上ニジマスの群に当たることはなかった。1時間ほどさぐったが、30-40cmのニジマス♀のみ。産卵後の個体であった。


さて今回時期的に早かったのか遅かったのかはちょっとわからない。今年は例年より10日ほど雪解けが遅れているようだ。


ここは在来の渓流魚は壊滅して、放流ニジマス、と放流サクラマスしかいない水域なので 手早く撮影後、ニジマスは丁寧にリリースした。もの凄い勢いで笹濁りの急流へ消えていった。

目的の巨大ニジマスが釣れずちょっと物足らず、さらに20分ほど車で走って別の渓流へ入った。ここは大型ニジマスが期待できるところだが、いかんせん水量が多すぎて、いつもデカニジマスがたまっているポイントが急流に埋もれてしまっており、ほとんど釣りにならなかった。



それでも自然度の高い早春の渓流にいるだけで、とても気持ちがよかった。

本格的な春はまだこれからといった感じで、草木が茂っておらず森の奥まで見通せる。ここはヒグマが多いので注意しながら進んだが、幸い春のヒグマには遭遇しなかった。





こんなとき、お魚君たちは一体どこにいるのだろう。 


それでは越冬直後のオショロコマを見にゆこうかと近くのオショロコマが棲む小渓流へ向かったが、今日は何故か一匹も見ることができなかった。



早春のオショロコマ釣りほど難しい釣りは無いとおもうが、それにしてもまったく魚信がなかった。夏場にはこのピンポイントにオショロコマは確実に見られるのだが。

この雪解け増水が治まるまでオホーツクの渓流釣りは苦戦状態が続きます。





この日釣れた遡上ニジマス。丁寧にリリース。








北見市かいわいではタッタソウが咲くとエゾヒメギフチョウが発生します。

稀にみる好天で、庭のタッタソウもきれいに咲いているので今日は各地でオホーツクの春の女神、エゾヒメギフチョウが優雅に舞っていたと思う。



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